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10日目:アイスランド西部(スナイフェルスネス半島)
行かずじまいの西部フィヨルドの半島
このハネムーン、アイスランド一周と言っておきながら西部フィヨルドをスルーしております。というのも、この地域はリングロードから外れていて道路が整備されていないこと、道路がフィヨルド沿いにくねくねしていること、ゆえに車酔いしやすい私は観光どころでなくなるであろうことが理由。日程的にも2~3日要するので今回は断念しました。
てな訳で訪れる人が少ない一方、原始的な自然が残っているため絶景が密集していて、可愛いパフィンちゃんや愛くるしいホッキョクギツネくんが見れる可能性も高いらしい。
映画「春にして君を想う」のロケ地にもなっているので行ってみたい気持ちはありつつ、やはりハードルが高すぎて断念。道路が整備されて行きやすくなったら、それはそれで失うものがあるんだろうな。
というわけで今日はスナイフェルスネス半島へ
宿の裏にはなぜかアシカが2匹遊んでいた。
ブーザルダールルを出発だ~!といってもここから宿泊先のスティッキスホールムルは割とすぐ。ホテルにチェックインしてから、時計と反対回りにスナイスフェルスネス半島を観光します。
羊を見つけては道草しつつ。
シャッタースピード最速&露出MAXで撮れば、車窓からの景色も何とか。パソコンで見ても意外ときれいに撮れててホクホク。
キルキュフェットルの山
はい到着!こちらは「アイスランド」で検索したら最初の5枚ぐらいには入っているおなじみの山「キルキュフェットルの山」です。
手前の滝を入れると良い写真が撮れる!とのことですが、めちゃくちゃあくびしてます。絶景を前に何を余裕こいてんだよって感じですね。眠かったんだから仕方がない。
昨日わざわざ北部の岬まで見に行ったターフハウスを見つけてしまいました。まあ、ターフハウスにはそれぞれの魅力があるから…ここは背景の雪山が良い感じ。
半島の最西端、スヴォルトゥロフトの灯台
瞬く間に天候が変わる、それがアイスランド。
半島の10時ぐらいの位置にある最西端の岬にぽつんとオレンジ色の灯台があると知り、「何それ素敵!」と軽いノリで向かったものの、気が付けばワイルドロード。どれが道?それもアイスランド。
灯台はあったけどこれ以上近づけなかった。「この苦労をしてこの遠さ…」と思ったけど、今見るとこの寂しい感じ、かなり良い。
スナイフェルスネス半島の先にはアイスランド三大国立公園の一つ「スナイフェルスヨークトル国立公園」があって、氷河ハイキングやツアーもあるらしい。
氷河はあの山の向こうかな?
スナイフェルスネス半島はサガ(北欧に伝わるおとぎ話)の主人公の名前が地名になっていたり、国立公園中心にある火山はディズニーシーの「センターオブジアース」のモチーフになった小説『地底旅行』の舞台になったり、宇宙人が着陸すると噂が立って数百人ほど集まったり、スピリチュアルな地域なんだとか。
この苔がびしっと這っているアイスランドらしい景色、とても好きだよ。
アルナルスタピの半人間・半トロール
国立公園をぐるっと周り、7時ぐらいの位置にある(今更だけど半島が円になっていないので時計で例えにくい)小さな村アルナルスタピへ。ここには先述のサガの主人公、半人間・半トロールをモチーフにした大きなオブジェがあります。
アイスランド、全部がでかくてサイズ感がよくわからん。
この時芯まで冷えてトイレも限界だったので、近くにあったカフェにかなり救われた。心身の緊張がじわ~っとほぐれたこのココアもよく覚えてる。食の記憶は鮮明だな。
スティッキスホールムルの夕焼け
良い景色のところがあれば停まりつつ、スティッキスホールムルに帰る。晴れてるし、今日は念願の夕焼けが拝めるかもしれない…と港へ向かうと、もう夕焼け待ちの人だかりが。
「30分経ってまだ駐車してたら、車、連れていきますからね。」の看板。時間の計りようが無いし30分以上駐車しても大丈夫だったけど、心臓に悪いのでオススメはしません。
湖に反射する夕焼け。何でこんな鮮明に写るのか。これはアイスランドで見た一番きれいな景色だったな。そういうのの連続なんだけど。
あんなの、そうそう見れるものじゃない。体験できることじゃない。遠くへ行ってみるものだ。
それでは、この壮大な夕焼けをバックに夫婦の写真で〆ましょう。
暗!!!
本日のお宿はここ。フーサヴィークで泊まったFosshotel(アイスランドに数件あるので、チェーンと思われる。「Foss」は滝。)なのでめちゃくちゃに期待してたのですが、普通の古めの宿を改築して名前変えただけだったっぽい。とはいえ悪くはなく、平均!って感じでした。