11ヶ月で見た夢:オードリーのANN in 東京ドーム
夢があるって大事だな〜
と、「オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム」発表の回のラジオで、ウキウキして柄にもなく口数が増えた春日を見て若林が言っていた。
この夢は若林の夢でもあり、私の夢にもなっていた。もちろんスタッフの夢でもあっただろうし、最終的にこの夢に16万人が乗った。
発表から開催までの11ヶ月間、東京ドームに向けてオードリー関連のニュースが増えていったのもあるけど、ずっと楽しみだったし、ずっと楽しかった。
チケットが取れなかった時は1時間ぐらいテーブルに伏せて落ち込んだけど(立ち直るために、東京ドーム行きの交通費とホテル代を東北旅行に変身させた)、梅田の映画館からでも一瞬一瞬をオードリーとスタッフたちと、ドームにいる人たちと、全国の映画館の人たちと、家から配信で見た人たちと(奄美大島に住むリトルトゥースの友達は見れたかな)共有できた実感がある。
これはすごいことで、
距離の温度差が出ないように、開催前から若林がライブビューイング勢、配信勢に声をかけたり、配慮を欠かさなかったこと。
ライブでは、カメラマンや音声などの技術班が一瞬も漏らさずに届けようとずっと集中していた(であろう)こと。
そのおかげで、チケットが取れなかったことは終わってみたら大したことではなくなっていた。いやそりゃ行きたかったけどよう。
ドームにいた人と差異なく楽しめたと思う。
この11ヶ月も、あの一日も、ずっと楽しかった。ウェルカムムービーが流れた瞬間、「これは私の祭だ」と思えた。
コンテンツを与える側と受け取る側、一方通行の関係なのに双方向に感じるのは何でだろうね。どっちにも「ドームに連れて行く」気概があったからかなと思う。ラジオを聴き続けることでこんな気持ちになれると思ってなかったな。
毎年1〜2月はプチ冬季うつみたいな症状が出てるのに、今年は何も感じなかったのは、オードリーと一緒に見た夢のおかげだと思う。夢があるって大事だな。
何かに夢中になっている間、人生は明らかに華やぐ。それを知っていることが嬉しい。
そんな〆で、16万人で同時に見た夢は一旦終了。
ライブビューイングの帰り、友達と3人でねぎ焼きを食べながら「明日、どんな気持ちになるかな…」と話していた。
何もしてないけど、気持ちの面で燃え尽きちゃいそう…何もしてないのに…。
頑張ろう!ってなる可能性もあるよね。それぐらい心は満たされてるし。
-100か、+100か。
翌日朝起きて、布団の中で「終わったなー良かったなー」と思って、仕事の休憩中にSNSでオードリーで検索して、感想を見ながら「分かるよ、うん、分かる」と頷いていた。
夜はこの日が初参加の太極拳のレッスンで、京都で一番不様な人間になった。何やってるか全然わかんねー
でもこの一年で自転車とジムで体力作りに励んで、ウーバーイーツまでやってた若林のことを思い出すと、ぜってー出来るようになってやる!と気合いが入る。負けないんだから!
心の折れやすさにはなかなか自覚はあるんだけど、足を高く上げて手でスパーン!ってならす技?を出来るようになること、人前で披露して「これは太極拳だね」と認識してもらえるレベルになることを目標に、半年は頑張ることを決めた。負けないんだから!
敵は太極拳を頑張る私を見て「ぷぷー!不様!」と笑うもう一人の私です。
仕事と全く関係ないことを頑張ってみようと決めて、16万人規模の夢から覚めて、1人用サイズの夢が出来ていることに気付く。トゥースだね。
2024.2.21