ボブと学ぶJetson
Hey bro. What's up?
よお、兄弟。元気か?俺はひどい目にあっているぜ。地獄の釜にいる気分だ。
なんでそんな気分になっているかと言うと、ブラザーがAI系スタートアップというところで働くと言うものだから、ついこう言っちまったんだよ。おい、AIと言えば流行りのやつじゃあねえか。スタートアップは何なのか知らねえが、だれでもスタートできるからスタートアップなんだろ?俺にも混ぜろよ。
それで入社したのだが(面接は女口説くより簡単だった)、はっきり言って何もかもがチンプンカンプンだ。Autoencoder?ConvLayer?YOLO?TensorRT?会話が全部ギリシャ語に聞こえる。そんなAI童貞みたいな俺にブラザーがJetsonを使ってみろと言ってきた。JetsonってのがAIを使う上でハッピーな道具なんだとよ。おお、ブラザーは脳みそいっぱい詰まってんな。調べて使ってみるよと俺が言ったというのが始まりだ。
前戯が長くなっちまったがJetsonが何なのかF〇ckしていこうと思う。
まずJetsonってのはNVIDIAという会社が出した名刺サイズのコンピュータだ。NVIDIAは前から知っていたぜ。謎のAI半導体メーカーとして有名な会社だ。NVIDIAのグラボのおかげで、画像とか映像を超きれいにしかも早く見せてくれる。俺のパソコンにもNVIDIAのグラボが入っていて、PCゲームやるときはこいつ無しでは生きていけねえ、最高にクールな映像を届けてくれる。まあそのためにグラボをクールにするから、ファンが回りまくってうるせえんだが。
Jetsonには色々計算してくれるCPUとグラボの中に入っているGPU、マウスやキーボードがつけられるUSBが備わっているんだ。ただ、ノートパソコンとは違ってモニタ、メモリ、ファンとかはねえから、色々準備する必要がある。くそめんどくさいけど、仕方ねえ。その準備の方法は「jetson 立ち上げ」とかでググれば、脳みそいっぱい詰まっている野郎が丁寧で真面目に教えてくれるぜ。ちなみに一度立ち上げて、調教してやれば他のパソコンから遠隔操作できるようになって超便利。
こいつが立ち上がって、ネットワーク接続とか言語設定とか済んだら、F〇ck開始だ。まずはコマンドプロンプトを出して、サンプルプログラムでも動かしてみようか。
cd /usr/local/cuda-10.0/samples/
を入力する。おっと、 No such file or directoryとか言って、エラー吐きやがった。うまくいかなかったらlocalまで行って、ls叩いてlocalが何持っているか見せてもらおう。
cd /usr/local/
ls
俺の場合はcuda-10.2とかが見つかった。なるほど、cudaというやつのバージョンが上がっていて、10.0から10.2になっているのか。じゃあ10.2のサンプルフォルダまで移動だな。
cd /usr/local/cuda-10.2/samples
ここでls叩くと7種類ぐらいのサンプルフォルダがあると思う。そのサンプルフォルダの中にまたいくつかサンプルが入ってんだ。好きなやつを選んで実行すればいいんだが、俺はバカだからバカにも分かりやすいやつを選ぶぜ。makeでコンパイルする。ちなみにスーパーユーザーにしないとPermission deniedとか言って、エラー吐きやがった。だからsudoつけないとな。
cd 5_Simulations/smokeParticles/
sudo make
コンパイルが終わったら実行する。
./smokeParticles
無事に実行できれば終わりだ。
とりあえずサンプルは実行できるようになったな。さて次は...ブラザーに聞いて、指示をもらって、勉強をするかな。
じゃあな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?