Osaka marathon #4


羊羹最強!
とうとう、当日。
電車には、ランナーが乗っている。
朝バスで、電子マネーで払おうとおもたら20円しか入ってない事件があった。小銭を減らそうと、お札持っていたが、運賃を支払い、いきなり小銭ジャラジャラになってしまった。順調なスタートである。
森ノ宮につくとトイレは大混雑。会場でもトイレは大混雑。規模が大きい。
今日のテーマは①遅刻しない。②タオルもらう。③ケガしない。である。①はクリア!次は、②タオルをもらう。なぜなら、手荷物預け無し。で申請したらあである…。
雨対策は、オリーブオイル、ヤッケ+カッパ、手袋+プラ手袋、防水スプレーふりまくりの仕上げでパーフェクトである。もちろん帽子とメガネ)ブルーライト用)も準備済み。
喫煙所で、タバコ吸ってスタートラインに並ぶ人を何人もみたが、レベル上げすぎじゃないか?
コレから肺の究極の祭りがあるというのに、もう肺に負荷をかける。アスリートこえてますやん。
スタートは感動的だった。MCがもりあげ、雰囲気は最高!やっぱりムードというのは大切だ。

20kmまでは快調。あらゆるランナーをぬかし、マキバオー作戦を決行。いつも朝の暗い中を1人で走っていたので、みんなで走るのはとても楽しかった。人が多いのでコース取りが重要だった。

しかし、25km付近で体に異変……顎が上がり、リタイアしようかと何度も考えた。そこで、もらった羊羹のことを思い出し、食べた。まるでドラゴンボールの仙豆!体は超回復!再び走り出すオレ!甘いもの疲れた体に効く。身をもって体験した!この次に効くのはバナナ。コレからもオレは羊羹をおしていこう。 
足がつりかけ?肉離れ?でいたかったが気合いで足を進めた。千日前通の上本町に続く坂。急すぎるやろ。M1でブラマヨがボーリングの玉転がっていく!と言ったのも納得だ。頂上まで来るとあと「10km」の看板。いきなり力が湧いてきた。人の体とは不思議なもんだ。

途中から痛みが増してきた。このまま無理すると③ケガをしない。を、守れない。ここは、残念だが安全策を取り歩く。同じ歩くでも、NIKEのカーボンプレート履いてる人は、そのはずみを利用しアメンボみたいにガンガン進んでいく。反則じゃないのか…?

特に記憶に残っているのが、知り合いの声は極限状態でも聞こえたこと。正確には、幻覚ように聞こえ、耳に突き刺さる。コレ本当でした。マンガやドラマと一緒だった。

何とかゴール。ゴール前でベリーグッドマンのライオンが聞こえてきた時、涙があふれた。そこから、ゴールまで距離があり、何度も「まだかい?」心の中で繰り返し、涙は無くなってしまった。コレもいい思い出だ。

どうしても悔しくて忘れられないのが、太陽の塔コスプレおじさん。うまい棒全身コスプレおじさん。世間話をしながら、おれをぶっちぎる大阪のおばちゃん。太陽のおじさんは、ずっとラッパをパフパフいわせていた…。

ものすごくしんどかったが祭に参加できたのは楽しかった。誰かに応援してもらうことがこんなにも嬉しいとは、もう何年も忘れていた。

気づいたことで、服の後に、宣伝書いてた人いたが、でっかいQRコードの方が面白いんじゃないかな?

後20km付近で看板を持って立っていたおっちゃん。「20kmは1番きつい。でも嫁はもっとキツいで!」オモロイから、もっとデカい看板にしてくれ!あとファミコンのB-DASHボタンつくってた人、センスあります。エアーサロンパスふってくれたおじさんありがとう。何事も参加してやってみなくちゃわからない。次回も抽選あたれえぇぇ!

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