伊予決戦前夜
愛媛FC対FC今治は、ダービーです!
どうもBobです。
はい、ちょくちょくtwitter(@SuponjiBob)では、そういった内容でツイートしてたので、よく見てくれてる人は「そりゃあなたはそう言うでしょう」って感じで、何の目新しさもありませんね。
※過去ツイート参照(自力で検索してね♡)
え、でも、ダービーじゃないって証明できる?
できないでしょ??
じゃあ、ダービーってことで…
と強引に話を終わらせて寝たいとこですが、一応伊予決戦について書くと宣言したので、頑張ります。
文章だけになりますが、最後までお付き合い頂ければと思います。
四国ダービー
そうは言っても、まず先に触れておかなければいけないのが、対大塚製薬→徳島ヴォルティスとJFL時代から続く四国ダービーです。
愛媛FC唯一のダービーマッチとして、四国初のJクラブを!と争っていたJFL時代から、Jリーグ加盟後もしのぎを削り、2008年のウィナーズ•フラッグの登場後からは、公式にもますます盛り上げに力の入った感のあるのが四国ダービー。
そこで常に争われてきたのは、試合に勝ったか負けたか、いや、勝ったか勝てなかったか、という結果のみでした。
純粋に試合の勝ち負けに己の誇りをかけて戦い、「ぶっ潰せ」『蹴散らせ』と煽り合いながらも全力で応援する姿は、非常に美しい理想のダービーだったと思います。
ただ、個人的な事の始まりを考えると、2003年に鳴門での大塚製薬戦で、「四国ダービーだから」と言われた一言に尽きるのかなと思うと、「ダービーだからダービー」という虚像のダービーだったという一面があるのかもしれません。
伊予決戦
他方、先日正式に名称が発表となった、対FC今治との伊予決戦。
2022シーズンに初めて同じカテゴリーで戦うこととなった愛媛FCとFC今治は、開幕前の愛媛サッカーフェスティバルや、天皇杯の愛媛県予選での対戦が流れたこともあり、6/5に初めての公式戦を戦うことになります。
現時点で何の色も形もない持たないこの対戦ですが、私は通算成績が0勝0敗ではないと思ってます。
表には出ないところでの戦い、スポンサー獲得やメディア露出、アカデミー生の確保など、FC今治が岡田体制になってから、ありとあらゆる場面で勝った負けたを繰り返し、明日の伊予決戦を迎えることと思います。
これは、同じ愛媛県という地域に在るということが原因で、前述の四国という括りで戦う四国ダービーでは、ほとんど起こらない戦いです。
FC今治の存在は、365日いついかなる時も、ありとあらゆる場面で、戦いが起こり得るというローカルダービーの現実を、我々に突きつけてきました。
また、サポーターとしても、さして興味もないであろう第3者から『どっちが強いん?』と、ふとした瞬間に比較されることに、私は煩わしさを感じてしまいます。
日常生活の中にこの煩わしさがまとわりつくのは、伊予決戦が我々が住む愛媛県に実像のダービーとして存在するからではないでしょうか。
まとめ
愛媛FCは、四国ダービーと伊予決戦という、理想と現実、虚像と実像、美しさと煩わしさという、相反する2つのダービーマッチを持つこととなります。
正直、めちゃくちゃ美味しい、贅沢セットだと思います。
こんなに毛色の違うダービーマッチを抱えてるクラブが他にあるでしょうか?
愛媛FCというクラブも、この2つのダービーマッチも、まだまだ伸び代だらけだと思います。
これから先、どういった道を辿るのか、伊予決戦がどういった第1歩を踏み出すのか、その瞬間に立ち会えるのが楽しみです。
最後に明日の予想
と言ってもスコアじゃないです。
前述の煩わしさを含め、多くのサポーター、観客が、あらゆる種類の感情を数年分溜めてる状態で行われる試合です。
場合によっては、運営やコアサポーターのコントロール下にないような、感情の爆発があるかもしれません。
愛媛サッカー界の新たな歴史の1ページです。
トラブルは起こさず、情熱は削がない、FC今治様の運営を期待しております。
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