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【宮島競艇】どこにも書いていない「傾向と対策」


いよいよ宮島で周年記念競走が始まります。

各選手の特徴やモーターの動き、展開などが「モノ」であるなら、競艇場の特徴把握は「箱」です。それだけで予想を組み立てることはできませんが、知識として持っておかないとスタートラインに立てない要素です。

無料ブログから予想屋の記事、公式の解説まで、宮島競艇場の特徴について書かれたものは数多く存在しています。「宮島競艇 特徴」で検索すれば腐るほど出てきます。

この記事では、そういった概要や出目分析とは一定の距離をとり、学術的なデータ分析から「現象の解釈」にまで踏み込んで、周年の節間でどのようにレース選択を行い、どの数値に注目すればいいのかを書いていきます。

その前に、巷で言われている「宮島競艇の特徴」をおさらいしてみましょう。

✅宮島は瀬戸内海とダイレクトに繋がっているため、干満差が大きく、年中風が吹いている。
✅潮位差が大きいため走るのが難しく、またスタートも行きづらい。
✅1Mとスタンドの距離が狭いため、差しより捲りが有利。
✅一方で2Mとスタンドの距離が広く、逆転も多い。
✅そのくせなんだかんだイン逃げ率は高い。スタートが難しく、全速ターンもしづらいから。

これさえ覚えておけばあなたも宮島マスター!それでも予想に迷ったら以下の予想サイトをクリックしてください。高配当的中連発……。

無責任なデータですよね。こういうエビデンス(?)は、どんな結果になっても言い逃れできるように、解釈を曖昧にしています。

本当に知りたいのは、どういう現象が積み重なって、どんな統計になっているか。それを目の前のレースにどのように応用するか。

ここに踏み込まないと、データはただの豆知識に成り下がります。


それでは、宮島競艇の実際のデータから、リプレイの詳細な観察を経て、周年記念競走でどのように舟券を構築すればいいのか、その「対策」を見ていきましょう。

※この記事で明らかにしていくこと

1Mとスタンドの距離が狭いため……。
✅……に注目して判断する。
宮島はスタートが……。
宮島でのスリット予想は……。
数値として参考にするなら……。
宮島では……が着順に影響する。


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