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徳山、たったひとつの戦略


 徳山競艇場。全国に散らばる「クセの強い」競艇場に比べて、あまりパッと思いつく特徴のないフィールドです。
 少しネットをサーフィンすれば、徳山の特徴は要約できます。曰く、

①インが強い
②でも荒れるときは荒れる

 何とシンプルで扱いづらい特徴でしょうか。
 理由をつけるのは簡単で、やや広めのコースレイアウトからはインが逃げやすく捲りが届きにくい。しかし強風や干潮時はその限りではない。だから基本的には逃げるけど、荒れるときは物凄い目が出る。長らく最高配当記録だった6000倍オーバーの舞台も徳山でした。

 こういう特徴を持つ競艇場は、エッジ(統計的優位性)を見つけることが困難です。徳山だからこう狙えば勝てる! というような安直な戦略が作りにくい。
 その中で、私自身が強く意識していることがたったひとつだけあります。当記事でその戦略、というより予想の際の「態度」をお見せします。


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