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桐生競艇に潜む悪魔


 通年ナイターで開催される桐生競艇場。標高が高く寒暖差が激しい上に、強風の割合も高いため、競艇ベッターの好みが分かれる場です。

ボートレース桐生オフィシャルより引用

 ピットから2Mが遠い点が特徴で、枠なり進入にならないケースが比較的高いと言われています。
 気圧が低く、出足がつきにくいのも大きな特徴。しかし逃げ率がそこまで低いというわけでもなく、ややカドの捲りが出現しやすいくらいで、何とも掴みどころのない競艇場です。群馬支部が有利とも言われていますが、そんなことはオッズに反映されがちなので、その情報で「勝てる」とは思えない。さあ、どうするか。

 普段のベットと大きく変える必要はありませんが、桐生においてたったひとつだけ、他の場よりも重視するファクターがあります。
 なぜそれを組み込むに至ったかの経緯を含めて、この記事で詳らかにしたいと思います。

 私の記事を読むのが初めての方。筆者のスタンスは徹底して「大衆が理解していないこと」にオッズ妙味を見出す、というものです。
 明日から的中量産!だのといった情報を期待しても、拍子抜けされることでしょう。
 競艇参加者が桐生においてどんな誤解をしているか。そしてそれが誤解だとなぜ言えるのか。その誤解を突くために効果的なファクターとは何なのか。それをご紹介いたします。


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