【初出展・6分で完売】ゲムマ2023春当日までにやったこと(特大日記)
■この記事で書きたいこと
タイトルのままですw
ゲームマーケットに出てみたい!
でも何から準備していいの?
いつから何を考え始めたらいいの?
どこかの誰かの、ひとつの参考になればという思いで書いてみます。
GMOFC(ぐもえふしー)というサークルのやったこと、効果のあった事など、ざっくばらんに記録を残せたらな、と思います。
ゲームの制作の方は、ゲームデザインとアートワークデザインを担当している友人Nが以下に面白い内容を載せていますので、あわせてぜひ読んでみてください。
私は、主に全体進捗管理と広報面を担当しました。
■スケジュール感の把握
2022/09/29(ゲムマ8ヶ月前)
逆算して考えるのが好きな私。
と言いつつ複数人でやるので、しっかりスケジュールの可視化をしておくことで双方安心して進められると思い、工程表を作成。
作品の制作面は友人に任せつつも、このくらいの時期にここまで出来てるといいよという指標を示せたお陰で、滞りなく進められている感覚があります。
特にチームで作る人達には、先人たちの記事などを参照に、何をすべきかは事前に洗い出しておくと、【あとはそれを見るだけでいいという安心感】が得られるので、エネルギーを要するけどやって損はないと思います。
ちなみに私達が洗い出したのは主に以下。
・印刷会社の選定
∟カード枚数によってはコストを抑えられる点でもあるので、先に決めておくと安心
・出展申込みから当選までの期間の短さの可視化
サークルカットを、当選後(ゲムマ5ヶ月前)すぐ出さなきゃいけないことを知り、先んじてサクカを作る行動を取れた
・コンポーネントの調達先、調達時期
∟海外からの取り寄せもあったため、余裕を持たせるといつくらいに発注すべきかを可視化できた安心感が有る
・カードデータのai化、入稿
∟ここは友人のプレッシャー掛けになってしまって申し訳ないけど、可視化することで双方の安心感を得るのに必要だった
・説明書、ルールの確立
∟すでに数回テストプレイを行っていたため、説明書の修正と、その後、回覧で複数人チェックによる校正をすることに。
・宣伝用の画像、動画の制作
∟宣伝活動は、昨今のゲムマで必須になってきてる感覚があるので、画像と動画両方作成。
∟TLに流れるのは一瞬なので、特に動画は30秒以内を目標に制作
・当日のアイキャッチ用の特大フォント
∟下記のノウハウ本に感化され
【1フレーズ・140字・400字】
これを意識した【1フレーズ】提示物を試作
・展示レイアウト、グッズ選定
∟秋ゲムマで、来場者側からの目線で【高さを出す】重要性に気づいたため、高さ出しの展示物の情報収集、アイテムの選定
∟体感、机含め約120cm以上高さが出せると、結構目を引くように感じた
・ゲムマページ作成、ルール掲載
ゲムマのページも、おそらくコロナ前に比べ、購入者の情報収集手段として大きく活躍していると判断。これもタスクに入れる。
・予約フォーム作成
これもコロナ禍を経て、最近の兆候としては、必須になってきている体感があるのでタスクに入れた。
・丁合、箱詰め
いちばん大変そうな作業。初出展なので、どの時点でやるか未知数だが、タスクとして可視化はしておく。
■実際に出展当日までに起きたこと
2022/12/1(ゲムマ5か月前)出展申し込み開始
なんと、もう出展申し込みが始まりました!
想定していたよりも数週間早かったです。
そして、出展当落後すぐ来ると噂のサークルカット納期が
2023年2月19日(日)・・
想定していたよりも、ずいぶん後ろでした。安心。
出展申し込みにあたっては、注意事項を熟読し、以下の項目が掲載されているフォームに記入するだけで完了します。
申し込みを今後検討しているサークルさんは、事前に決めておくとスムーズかと思います。
2022/12/26(ゲムマ5か月前)出展当落発表
初出展という事もあり?無事当選しました
~2023/1/31(ゲムマ4か月前)内容物の制作・調達準備
aiデータの試作や、印刷会社、サイコロの調達先選定などの準備を行いました
~2023/2/(ゲムマ3か月前)サークルカットの入稿・HPの作成
事前に作成済みのサークルカットの最終調整や、ゲムマHPのゲームページなどを制作。
サークルカット→ゲムマHPの導線は重要と考え、いち早く着手しました。
2023/3/中(ゲムマ2か月前)予約受付の開始
わりといろいろと早めに準備ができた体感でした。
そして、予約受付も相当早い段階で開始しました。
理由は大きく一つで、「増産をするか否か」を判断するためでした。
あとは、早く購入くださる方の反応を見たい…そういう下心もありましたw
また、予約受付をしてからは、毎週のごとくTwitterにて
・宣伝ツイート
・自薦募集ツイートに対するリプライ
を行っていました。宣伝効果は割とあり、早期にたくさんのご予約を頂けました。
また、上記の
・宣伝ツイート
・自薦募集に対するリプライ
…については、以下の副次効果も生み出しました。
○Twitterで情報収集するYoutuberさんやブロガーさんの目にとまる
○アルゴリズムは不明だが、Twitterのおすすめ欄にあがりやすくなり、よりインプレッションが獲得できる
2023/4/中(ゲムマ1か月前)展示用物品の調達
調達不足が後から起きてもいいように、早めに物品の調達を行いました。
展示備品は、事前に図にしたレイアウトを参照し、100均で全て揃えました。
2023/4/15(ゲムマ1か月前)はじめての試遊会参加
主に製作者さんの集まる試遊会に参加。
気をつけたことは、すべての内容を遊んでもらうのではなく
【ここまで遊んだらもう少しだけ遊び続けていたいな…】
と思うところで終わるような時間の長さを意識しました。つまりインスト込み30分程度です。
結果、概ねポジティブなご意見感想をもらえ、ホッとした記憶が残っています。
また、初の試遊会参加でドキドキしていましたが、周りは製作者つまりみんな味方です。
後ろ向きなアドバイスを頂くことはありませんでしたしそもそもそんな雰囲気でなかったため、ゲムマ直前の試遊会参加は、とても前向きな宣伝活動に感じました。
2023/04/中下(ゲムマ1ヶ月前)カタログが購入者に届き始める
しっかりと
カタログ→QRコードでTwitterやゲムマサイト
…この導線を作っておいたことも奏して、この時期に予約が加速しました。
また、ほぼすべてのタスクがこの時期に終わっていたのもあり、精神的安心感のもと、当日に迎えたかなと思っています。
2023/05/13 ゲムマ当日
いよいよです。
朝は09:30頃に自ブースに到着しました。
展示に30分ほどかけて、残りの時間は出展受付やお隣のご挨拶、新作展示寄付など行い開場を待ちました。
少し反省点があるとしたら、展示の高さが【高すぎました】w
私達の周りのサークルさんは、机に直おきのサークルさんが多かったため、視線の動線の波に逆に乗れてなかった感がありました。
アイキャッチ用に上げ底していた展示物より、直置きしていた試遊モックのほうがお客さんの目についたのがその証拠でした。
この辺は今後の知見として活かしたいところです。
開場後、在庫僅少のわたしたちサークルは、わずか6分で当日分を完売させてしまいました。
このとき若干列ができたのですが、事前のシミュレーションを相談していたことによりスムーズに対応できました。
ここで、少し変わったことが起きます。
当日分が売り切れてしまったことに対しての問い合わせ対応が125人も発生しました。
その方々全てに【14:00に予約で来られなかった方のキャンセル開放があり、それを当日分として販売する旨】を伝えていきました。
(【】内は、もともと予約フォームにてお伝え済みのルールです)
そして…13:50…
少し…わたしたちのブースの周りに人だかりができます…。
あっという間に、3ブース分の大行列が出来てしまいました。
何が起こったかというと、約30-40人のかたが、キャンセル待ちの開放に、足を運んでくださったのです…。
まさか自分たちのサークルで長蛇の列を作ってしまうとは思いもよらなかったため、パニックに陥りそうでしたw
ゲムマ運営の方々に見守られながら、慣れない列形成をし、お待ちの方には、友人Nが即興で考えた、必殺のちょっとしたダイスバトルで購入権を争奪してもらうことになりました。
少しでも楽しんでもらえたように見られたので、ホッとしたことを覚えています。
また、バトルに勝ち戦利品を獲得できた方々はとても嬉しそうでした。
15:00頃には落ち着いて、予約の方も受け取りに来られ、15:30には出品したすべての作品が売り切れました。
…と、こんな感じです。
少しでも当日までに何が起きたかを可視化したかった
ゲムマに出展する際、あらゆる不安が湧くと思います。
この記事では、目次もつけて、不安別にササッと事例を確認できたら、思い作成してみました。
初出展の慣れないサークルの一例ですが、誰かの助けになれば幸いです。
また、ベテランサークルさんなど、初々しさをこの記事で感じてもらえたりすると、ちょっと恥ずかしいですが嬉しいなと思ったりしますw
ここまでお読みいただき、ありがとうございました♪