天板って何?その9
こんにちは天板屋です。
これまで天板の素材の話をしてきましたが少し気分を変えて業界の話をさせていただきます。業界と言っても皆様の身近なものの方がいいと思い、今回は皆様も子供のころお世話になった「学習机」です。小学校入学時にお父さんやお母さん、また祖父母様に買っていただいた思い出があるかのと思います。
現在どれくらいの学習机の市場があるのでしょう。色々探しましたがよくわかりませんでしたが参考になった資料を紹介します。
「学習机評論家のオススメ」というサイトです。こちらによるとメーカーだけでみると47.8億の市場があるようです。ニトリ様などの量販店などは含まれていないので100億以上の市場はあるのかと考えられます。下記ランキングは学習評論家様の推定も含まれているようです。
メーカー別 学習机売上(推定)
学習机を一番最初に国内で発売したのは「くろがね工作所」様のようですね
1964年(昭和39年)に発売を開始しています。このころは小学生向けではなく中高生向けとのことです。1966年(昭和42年)にコイズミ様が蛍光灯付き学習机「蛍雪」を発売されています。
1974年~時代に合ったキャラクターを使った学習机の発売が始まっています。下記はくろがね工作所様の「ピンポンパン」です。その後「キララ」や「マリオ」「ディズニー」などの学習机がブームになります。
2000年ごろから木製や可変するタイプなど様々デザインのデスクが発売されています。現在では学習机から書斎として使えるものも出てきました。半世紀前に生まれて時代の流れに合わせて続いている「学習机」は今後どのように変化していくのでしょうか。
今回はこの辺で失礼します。最後までお読みいただき有難うございました。
参考HP