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現代の男達は、本当はオッサンに飢えている

イノタコNote十ニ段目
久しぶり!
リアルが忙しかったが、落ち着いてきたのと書きたい題材が出たので戻ってきたぞ!!


予告では
資本主義経済と社会主義のことについて語ろうかと思ったが、今回も男女問題について語ることになった

今回は
現代の男達の悩める心を暴いていくぞ、推し活に金かけすぎてる男は特に100円払って読んでけ


質問、意見、反論は受け付ける
ただの悪口は即座にブロックする

因みに
私は小学5年生の時に、ストレスが溜まりすぎて尿漏れになったことがある




  • 『バブみ』、『ママみ』の正体


いつも通り、小話から入ろう
今回のNoteを書こうと思った経緯についてだ

私は以前から謎に思っていたことがあった
オタク文化、二次元文化、サブカル文化において『ママみ』や『バブみ』たる概念があるのだが、それに共感も出来なければ理解も出来ないということだ


全く分からない人の為に説明すると、これらは性的趣向の種類であり

『母性溢れる優しいお姉さんに、赤ちゃんをあやされる様に甘やかされたい』ということである

そのお姉さん役を行う女が男より歳下の場合もあるので、その場合は『バブみ』と呼んで区別するらしい




うん

気持ち悪い



まぁ、側から見た感想は置いて
オタク文化では結構前からこのジャンルは確立されており、需要があることを知ってもらいたい


私自身のオタク度の濃淡は知らないが、私も男であり二次元作品は楽しむので、このワードは何度も見てきたし、周囲が二次元の美少女キャラや美女キャラに対して『ママぁ……』だの『ばぶぅ……』だの『オギャー!』だのコメントしているところを見てきた

しかし
私自身はこの概念に対し、全く共感を得られなかったのである(コレ書いてる現在もだが)

全く興味のないBLについて頭で理解してきた私でも、バブみ・ママみの仕組みはそれ以上に難解であった

何故なら
原則的に『母親はキモい』からである


二次元の美少女が男キャラに優しくする場面で『ママぁ……』とコメントする際、私はいつも思っていた

『お前ら、実の母親にもそれ言うのか……?』と


これを読んでる男達も考えてほしい
自分を産んでくれた母親は美人で若いのか?そんな相手に抱きつきたいか?

そして何より
『母親はそんな風に優しくしてくれたのか?』

そう
余程のことがない限り、現実の母親という存在は心身ともにキモいのだ

以前、私は
『全員ではないが、大半の女の言動と価値観は北斗の拳のモヒカンである』と語った


それは母親も例外ではなく
現実ではワガママで、一方的で、頭が悪いので自分の機嫌を取れずに常にピリピリしてる母親はごく普通に存在している


※↑の写真は明らかに乗っ取られてしまってるアカウントからスクリーンショットしております



それなのに
世間では包容力のあることを『母性』と呼称し、オタク達は実の母とはかけ離れた美少女を『ママ』と呼ぶのだ


私はこの点だけは昔から理解しており
『魅力的なのは一応解るが、そんなに求める必要のある相手か? あとママって呼び方はおかしくねぇか?』と感じていた

そして
これ以上先のことは、頭をどれだけ捻っても分からなかった

だが、遂に判明した
現実でそれに近い存在に気付いたのだ


それは

『実の娘に弱く、甘やかしがちな父親』


である



  • 『母親らしさ』の正体は、『父親らしさB』だった


バブみ、ママみに関して重要な点は
『優しくしてくれる女が、男の自分より(性的価値を含めて)権力が高い』ということである

これは母親からはほとんど見られないが
我が子に対して、優しく養ってくれるタイプの父親ならこれは見られる

特に娘に対して、この態度を取る父親は腐るほど居る(そして娘からキモがられる)


母ちゃんは見た目はキモいし、大した稼ぎはないし、ヨシヨシしてくれないが

厳格なタイプの父ちゃん、明らかにキモい見た目の父ちゃんを除けば、父ちゃんは生活費を稼いできてくれるので子供より権力は高いが、その子供をヨシヨシしてくれる


厳格ながらも、育ててくれるし養ってくれる姿が『父親らしさ』とされているが

厳しさも優しさも、どちらか片方では教育上良くないのが実態だ

世の父親達は
女達を通り越して、どちらかを行える様になっていった


そう
『母親らしさ』とは、本当は『2つあるうちの父親らしさの片方(父親らしさB)』であり

『女には基本的にどちらも出来ない』のである


恐らくだが
良妻賢母をいい女のスローガンにしていた頃のロールモデルとして『優しい父ちゃんの真似をしよう、厳しい父ちゃん(父親らしさA)に比べれば真似しやすい!』となり、それが出来る女が偉いとされてきただけであろう


MOTHERというRPGシリーズをご存知だろうか?

ファミコンの時代からある名作ゲームなのだが
このシリーズは『現存するRPGからは父性を感じたので、真逆の母性を感じるRPGを作りたい』という発想から産まれた

原作を知らない人でも、スマブラでネスやリュカの存在を知っている人は多いだろう


現代が舞台で、魔法ではなく超能力を使い、ファンシーな見た目で温かい雰囲気だが、シナリオは虚しく、プレイヤーの心を容赦なくえぐってくる

そして
シリーズを通して守っていることは『最後の戦いでは戦っても絶対に倒せない、代わりに愛で勝つ』ということである

(初代では
主人公の祖父母が宇宙人に拉致され、地球侵略を目的とするラスボスの養育係を無理矢理やらされており、その際に愛情をこめて歌った子守唄に何故かラスボスが拒絶反応を起こしていた為、ラストバトルではこの子守唄を歌い続けることで苦しめて勝利する

2では
悪意の概念そのものと化したラスボスには攻撃を与えても意味がなく、旅の中で仲良くなった人々、家族、ゲームのプレイヤーに祈り続けることでラスボスに大ダメージを与えて崩壊させる

3では
殺された主人公の兄が黒幕の言いなりになるロボットにされてしまったことで主人公が戦えなくなるも、同じく黒幕に殺された母親の呼びかけによって兄が心を取り戻して自滅を選択する)


しかし
この母性をテーマにした物語を作ったのは、糸井重里という男であり

男が愛の物語を作っている間に
多くの女クリエイターは同じく愛をテーマにしつつも実態は愛とは大きくかけ離れた『性欲とジェラシーと他者への依存』な作品ばかりを作り、そして女の視聴者達がそれらを楽しんでいる


ここでも解る通り
やはり、母親らしい愛情と呼ばれている概念は『父親が持っている』のである


では
実際の母親達が見せる『現実の母親らしさ(キモくて、ワガママ)』はMOTHERでは誰が行ったかというと

MOTHER2の敵キャラであり、3では黒幕にまでなったポーキー・ミンチである


簡単に説明すると
このクズ野郎はとんでもなく女々しい

非常に横暴な振る舞いで、人が傷つく言葉を平気でぶつけ、『お尻ペーン』という小学生レベルの挑発をよく行い、人前で野グソまでする

それだけならまだしも
誘拐、殺人、人間を含めた動物を改造手術する、自分のことを崇拝するように薬漬けにする、といった行為にさえも躊躇を見せない

そして
不満があればすぐに異世界へワープするのだが、何をやっても自分の気持ちは満足出来ず(厳密には自分の本当の欲求が何なのか、どうすれば手に入るのかを理解出来てない)に迷惑を振りかざしてまた別の世界へワープを繰り返し、いよいよ世界そのものを滅ぼそうとする

愛の力で困難を乗り越えていく主人公達に対し、彼等の妨害を続ける真逆の存在でありつつも、本当は自分自身は愛情に飢えていて主人公に嫉妬し執着している……


……現代日本で問題を起こす女達とよく似てはいないだろうか?


MOTHER以外の作品でも
令和の世では『母親らしさ』をテーマにした、見た目だけは美少女で、根本的な解決を行わず、自分勝手な行動をしつつも心は満たされず、キモい言動の女敵キャラは多く登場してきている

ハッキリ言って
ソイツ等は見た目だけ美少女で、残る要素はポーキーまんまなのである


優しい母性をテーマにしたゲームだが、実際にそれは父性であり

現実的な母性は、主人公の優しい母親を殺した男のクソガキが最も体現していたとは、何と言う皮肉だろう



  • みんな、オッサンを軽視しすぎ

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