週間レポート#5「チームプレー」

サマーインターンシップに参加した。
今回の内容はそこで感じたことと学んだことである。

タイトルにある通り、チームプレーについて。

インターンの内容は、参加者の中からリーダーを立てて、リーダー含めて3名編成のチームで与えられたミッションに取り組むというものだった。

そして私達のチームの結果はボロボロだった。最後にチームごとに成果をプレゼンし合うのだが、付け焼き刃でグダグダなプレゼンをした。他チームが高評価を受ける中、私達の評価はすこぶる悪かった。また私達自身の自己評価も低く課題がてんこ盛りでインターンは終わった。

私達チームの問題はというと、終始メンバーの認識にズレが生じていた。よく就活のグループディスカッションでは前提確認が大事と言われているがまさにそれで、私達のチームは常に前提確認が無い状態で話が進んでいた。初めから認識が統一されていない為、2日目のプレゼン直前にはどうしようも無い程のズレとなり、ぐちゃぐちゃなプレゼンと不完全燃焼な資料を発表することとなった。なんなら完成しないんじゃないかとすら思っていた。

認識のズレの原因を辿るとチームの空気が悪かったことに行き着く。発言しにくい空気であった。全体の発言数が少なければそもそもディスカッションにならないし、誰かの発言に対する深堀も少なくなるため認識が曖昧なまま話だけが進んでいく。

その点を踏まえ私達チームの課題は空気作りであった。

空気作りでチームプレーの質は変わる

チームの空気作りの大切さというのは、当たり前だしなんならくだらないとも思うかもしれないが、いざ今回のような状況を目の当たりにすると改めて重要であったと感じる。
必要以上のラフな空気は逆にディスカッションの停滞となるが、ある程度の発言のしやすさは作り出したい。ディスカッションは場に出た発言をもとに構成されるものであり、メンバー各々の頭の中にあるだけでは進行の足しにもならない。各々には各々の認識というものがあるが、それらは簡単に共有できるものではない。各々には各々の価値観と立場があるので、単語1つとっても認識には差異が生じる。その差異を解消するにはコミュニケーションを数打つことが効果的であるが、ディスカッションにおいては発言数を増やすことである。

また発言のしやすい空気を作ることが重要であると同時に、チームメンバーについてよく知ることも怠ってはいけない。上記した通り各々は背景が異なっており伴って気質(性格)もそれぞれである。メンバーの気質に合わせたコミュニケーションが認識の統一をスムーズにする。また気質をお互い知り合うことは発言のしやすさにもつながるという、両者には相関関係がある。初対面だと話しにくいが慣れたらよく喋るであったり、会話を重ねることでその人の人格がわかってくるなどが例にあたる。

以上を踏まえ、これから新たにチームを組んで何かに取り組む際にはアイスブレイクの時間を十分に取りたい。闇雲に突き進むのではなく、都度都度に「今私達は正しい道を進んでいるのか」を確認すべきである。


私個人の課題

私の課題は発言数を増やすこともそうであるが、論理的な説明であると感じた。
結論ファーストは常日頃心掛けている。ただ、結論の後ろの理由付けの部分が私自身も話してる途中「何言ってんだこいつ」ってなるし、周囲も「何言ってんだこいつ」ってなっている。
こればかりは場数を踏むしかないのだろうか。解決に向けて対処したい。

また今回のインターンの空気作りにおいて上手く立ち回れなかったことが反省点である。
チームの空気作りはリーダーが大きく関わるが、そのリーダーを含めて空気を変える者も必要な存在である。
私のMBTIは仲介者(INFP)であるのだが、上の者と下の者(ポジションや年齢的に)を繋げる立ち回りが良くも悪くも得意である。また必要十分条件というか、私は仲介者という役割が適任であると自負している。
というのも部活や学級の代表などをやってきたがリーダーの適正は私自身に感じなかった。逆に副代表やリーダーをサポートするポジションでは活き活きできて向いていると感じた。
全体を俯瞰して課題を整理し、リーダーと他メンバーを繋げること。それが私のできることであり、その武器をインターンでは発揮しきれなかった。



チームプレーは難しい。しかし今回課題が明確になった。書ききれなかったが他にも。
次は結果に繋げたい。





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