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コーヒーと焼きたてパン

今日はちょっとびっくりした話。
この感情は一瞬で走っていっちゃうから、書き留めておきます。

こんにちは、どうしようもなく、言葉が好きです。
かとうなつきです。

言語は同じ、言葉が違う

私は大切な人がいます。
言葉を口に出すことも心地よくて、
言葉の周波数も心地よい。
そんな人です。
出会ったのは数ヶ月前です。大好きな人が繋げてくれました。

不思議な縁で、不思議な繋がりで、
でも、今月は週一以上会っています。

居ない場所といる時間

お昼過ぎ、一本の電話から始まりました。

今日のこと、どんなふうに聞いてる?

あっという間に過ぎる時間を過ごすと、誰かの大切な誰かのことまで考えていられない。これも、筋トレみたいなもので、ちょっとずつできるようになっていく。

メッセージじゃなくて、声で。
伝えてくれるのが嬉しかったです。

ちょこっと不安なイベントから、ワクワクするものに早変わり。
その後も、何度も、
私がいない場所で、私といる時間の予想を立ててくれていたと感じて、
心があったかくなりました。

人って元々、生命を存続させるために、自分にいい情報、状態をそのままにしようとする力を働かせていると思っている。
だから、「できない」を存在させていると思う。
でも、仲間とのコミュニケーションで「できる」を作った歴史から、
社会で「できる」を作ろうとした人間が生き残ったんだなって思った。

大切な人がいない寂しさ、不安。ちょっとした「安心できない」を
大切な人が私がいない場所で、私といる時間を考えてくれていて
「安心できる」時間と場所に連れていってくれた。

なんか、確かに、「居ない」のに確実に「存在」していて
すごく感謝と特別感を感じていました。

小さなできると大きなやらない

明日、朝、焼きたてパンを食べたいな。
お気に入りのコーヒーも淹れよう

これは私にとってはできること。
毎日の、すごくちょっとした「できる」
やらない理由…まあ気が乗らないとか?パンが準備できないとか?
でも、それってできないわけじゃない。
パンとコーヒーがあればいいんだもん。それならコンビニまでダッシュで完了だよ。

でも、
10月に海外に行こう!
フィジーっていう国に行こう!

これは、やらない理由がたっぷり。
お金は?時間は?
何するの?荷物は?仕事は?勉強は?

たっくさん自分に質問して「やらない」を引き出すゲームみたい。
日本社会は一億人以上いるのに、私一人で抜け出して、1週間居ないくらい絶対どってことない。大したことない。そうじゃなきゃ「社会」じゃない

わかっているけど、首が動かない。YESが遠くて、仕方がない。

…って思うじゃん?

…って思っちゃうじゃん?

緑のアイコン、赤い通知

まさかの事後報告。
「航空券取ったよ。」
でした。

めっちゃ悔しかった。
私は本を読んでフランスにいっちゃうくらい破天荒な側面もあって
言われたらすぐやるタイプだと思っていました。
私がやりたいことは即やるタイプだと思っていました。

それで、追い越されたことはあんまりなくて。
不安定であればあるほど、ドキドキするけど、
自分の望みと近ければ近いほど、同じような考えの集団に触れることができる。
めっちゃ心配性で怖がりだからこそ、最初の一歩はちゃんと踏み出したい。
それで、得られた考えも会えた人もたくさんいて。
だからこそ、「挑戦」で覆い隠されたワクワクがもったいなくて、
伝えていきたいって思っていたのに。

先に…越された…?

ちょっと面白おかしく書いちゃいましたが、正直めちゃめちゃ嬉しいです。
前に属していた集団も、その前の集団も、その前も。
そんな人いなくて、ずっと私は異質でした。

今回、行こうって言われた時も、「秋かな〜?」「10日くらいかな〜?」って考えながら、航空券見てて、
フィジーのこと調べてたのに!!

私はやっぱり、すごくすごく心配性で、
非常に怖がりなままということがわかっちゃいました。

やってみたい!やってみよう!

20代、1日が一瞬で
やってみたい、その感情は風の如く通り過ぎて掴めない

だから「やってみよう」って言葉も曖昧なことがある。

実際にやる人もいるしやらない人も、できない人もいる。
そりゃめっちゃ怖いし、スケジュール調整大変だし、
「やらない」ほうもそれなりに大変だけど、
それ以上に「やってみよう」が大変そうに見える。

だから、同じ言語でも同じ言葉でも
やりたいことを実際にやる人と
やりたいことを言葉に出して考える人と
やりたいことを紙に書いて見つめる人は

全然違う意味になると思う。
私の大切な人は実際にやる人。
最高。幸せ。

またねとその次の言葉

毎週会いたい人。
またねって言われたあと、次会うのいつだっけって続きます。
明日だったり、数時間後だったり、
3日後だったり。

こんなに頻繁に会っていても話すことは尽きないんです。

2人きりもあるけど、
数人の時も多くて。

旅をしたら、はじめましての人との繋がりがあって
振り返ったら、感謝が溢れてきて、
大切にしたいのは、木の根っこみたいに絡み合って、風にも大雨にも負けないエネルギーを支え合いによって作り出すこと。
その先には、まあるく広がった世界があって、
「交換」に隠れた想いの交差点にときめいちゃう。

そんな人だからこそ、「できない」を一億人の社会でできた繋がりで
「できる」に変えちゃう

長い歴史で作られた日本語で、時代を超えて人と繋がって
「できる」に変えちゃう

できるかどうかなんでわかんないのに、
「できる」は曖昧で、ふわふわなのに、
確かに、「いない」のに確実に「存在」しちゃう

「やってみたい」を「できる」「やる」に変えるのは
朝ごはんをコーヒーと焼きたてパンにするくらいのエネルギーなのかも

実は、本当は、そうなのかも。

そんなことを考えて、嬉しくなった金曜日です。

すっかり外が暗いので今日はこの辺で。
最後まで読んでいただきありがとうございました。








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