中国がLNG市場に復帰する年になると言われていましたが

2023年は、COVIDによる20mtpaの需要減少の後、中国がLNG市場に復帰する年になると言われていましたが、第1四半期を読むと、そうなっていないことがわかります。

• アジアのスポットLNG価格は、5月の即決月限が1mmBtuあたり13ドルを下回り、2021年7月以来の安値まで下落し、価格が下がれば中国の買い手が仕入れる動機になると思われていました。

• しかし、産業活動の持ち直しが予想以上に鈍かったため、液化ガスの需要が頭打ちとなり、全国のトラック輸送LNG価格は1年前の半分の1トン当たり4,000円（580ドル/トン）前後となった。

• Kplerのデータによると、2023年1月～3月の中国のLNG輸入量は1,631万トンLNGで、2022年第1四半期と比較して3％減少し、供給元はオーストラリアとカタールがリードしています。

• コロンビアの国営石油会社エコペトロール（NYSE:EC）は、後任が決まるまで現COOのアルベルト・コンスエグラを暫定CEOに据え、急激な改革への懸念を緩和する。

• 米中流企業エナジー・トランスファー（NYSE:ET）は、シェールの存在感を高めるため、パーミアン盆地のパイプライン事業者ロータス・ミッドストリームを14億5000万ドルの現金・株式取引で買収すると発表した。

• 米リチウム大手アルベマール（NYSE:ALB）は、IRAが提供するインセンティブを背景に、13億ドルのリチウム処理工場をSC州チェスター郡に建設し、リチウム処理能力を倍増する予定である。

2023年3月28日(火)

クルド人による原油輸出が停止され、約40万b/dの原油が石油市場から排除されたことで、月曜日の原油価格は上昇し、ICEブレントは1バレルあたり80ドルの大台に近づきました。しかし、火曜日の朝には、原油価格の上昇はほぼ収束し、価格は上昇基調を維持しました。4月3日に開催されるOPEC+会合では、中東諸国がさりげなく減産の見通しを持ち出し、価格回復に弾みをつけるかもしれない。来週は、強気なセンチメントが高まるチャンスが十分にある。

サウジアラムコ、中国に新製油所を建設へ。アジアで最も待ち望まれている新規プロジェクトの一つが開始される。サウジアラムコ（TADAWUL:2222）は、中国のパンジンに100億ドル規模のグリーンフィールド製油所を建設し、30万b/dの能力を持つ製油所のニーズの70％に対する独占供給権を確保する意向である。

トルコ、クルド人輸出を停止 国際商業会議所がトルコとの長年の仲裁でイラクに有利な判決を下したことを受け、バグダッドが違法に輸出されていると主張するクルド産原油45万b/dの出荷を連邦政府の承認なしにセイハン港が停止した。

フランスの精製が崩壊に近づく フランスの4つの製油所が生産を停止し、残りのフェイジンとラヴェラの2つが稼働率を下げているため、フランスの燃料不足問題は、西部地域のガソリンスタンドの半分がガソリンやディーゼルを欠いているという、手の施しようがない状態に陥っている。

目標達成のために再生可能エネルギー投資は4倍必要 国際再生可能エネルギー機関（IRENA）は、気温上昇を1.5°Cに抑えるというパリ協定の目標を達成するためには、エネルギー転換技術への世界の投資を年間4倍の5兆円にする必要があると発表した。

ホワイトハウス、ウィローとリース禁止を結びつける。ジョー・バイデン米大統領は、コノコフィリップス（NYSE:COP）のアラスカにおける80億ドルのウィロープロジェクト（間違いなく最後の非シェールメガプロジェクト）に渋々ゴーサインを出し、この決定とアラスカの沖合地帯における今後の石油・ガスリースを同時に禁止することを関連付けると述べた。

ベネズエラ、汚職の首謀者を名指し。ベネズエラのPDVSAが社内の汚職を取り締まる中、同国の司法長官は、現在逮捕されているNOCの貿易・供給担当副社長アントニオ・ペレス・スアレスを首謀者として指摘しました。

ADNOC、物流部門のIPOを目指す。UAEの国営石油会社ADNOCは、ADNOCガスのIPOの成功に後押しされ、現在、海洋および物流子会社ADNOC Logistics & Servicesの上場を目指しているところである。

ブリュッセルは原子力を再び偉大にすることができるか？欧州連合（EU）の加盟国は、フランスが推進する再生可能エネルギー目標に原子力発電を含めるかどうかで意見が分かれており、水曜日の交渉官による最終協議で決定が遅れる可能性があります。

金融不安で投資家が銅を下げる 2023年のスタートが好調であったにもかかわらず、投資家はCMEの銅契約で昨年10月以来初めてネットショートに転じました。これは、銅の在庫がまもなく史上最高を記録するにもかかわらず、銅の下落を狙った短期的なプレーが増加していることを示唆しています。

オマーン、陸上探鉱鉱区を提供。中東のオマーンは、2023年に最初の上流ライセンスラウンドを開始し、3つの巨大な陸上石油・ガス鉱区を提供することになりました。

リビア、第2製油所を建設 リビアの国営石油会社NOCは、米国のエンジニアリング会社Honeywell (NASDAQ:HON) と契約し、同国の乾燥した南西部のオアシスタウンUbariの近くに設置される、約6億ドルを要すると思われる3万B/Dの石油精製所を設計することになりました。

米国、ミャンマーに新たな制裁措置を発動 米国財務省は、ミャンマー軍が自国民に対して無差別空爆や砲撃を行っているとして、同国政府へのジェット燃料の輸入、保管、流通に関わる複数の企業に対して制裁を発動した。

シェル、メキシコ産LNGを確保 英国のエネルギー大手シェル（LON:SHEL）は、メキシコ・パシフィック社のサグアロ・エネルジア輸出ターミナルから出荷されるLNGを20年間、FOBベースで110万トン引き取ることに合意し、昨年7月に締結した同社との260万トンPSA契約に追加した。