日本代表に富樫勇樹は不要なのか?【ワイ氏のコラム】
この話題は定期的に出てくるので、定期的に書きたくなる。
結論から言うと
必要だ。
最終ロスター12人に入れるべきだ。
○はじめに
・仮想敵について
ここでは仮想敵としてドイツを想定している。ドイツ以外のチームのことは想定していない。PGはNBAのシュルーダーね。
・前提~日本の目指す勝ちパターンとは~
本題に入る前に、ワイ氏が考える日本の目指すゲームプランの説明をさせてくれ。このプランを前提として話が進むので、ここに同意できないとこれ以降の話も噛み合わなくなる。
日本が勝つためのゲームプランは次の3つだ。
①現実的に、リバウンドは若干負けることは許容する。それを補うために、プレッシャーディフェンスでTOを誘い、トータルのシュートアテンプト数を五分にもっていく。
②ペースを落としてポゼッション数を少なくする。実力差を覆えす「紛れ」を起こすためだ。(ポゼッションが多いと確率が収束し、紛れが起きづらくなってしまう)
③スリーポイントを多く決め、得点効率を高める。ドイツにはインサイドでシュートを打たせず、スリー(できればタフな)を打たせる。スリーの下振れを期待して「紛れ」を起こすためだ。インサイドでシュートを打たせないようにする理由は、リバウンドが取れないからだ。押し込まれる展開は避けたい。
このゲームプランを一言で言うと「スティールからの速攻を狙いつつも、通常時はペースを落としてロースコアゲームを狙いつつ、ドイツとのスリーポイントの入れ合いに勝利する」というものだ。
○必要な理由
①ワタナビからディフェンダーを引きはがすために、プルアップスリーをためらいなく打てる選手が必要。
日本の最も理想的な得点パターンを言うと、
PG&鷹大のトップの位置からのピックアンドロール
→(A)鷹大のダイブからレイアップフィニッシュ
→(B)ドイツがヘルプに人数をかけてきたら、コーナーに待機するワタナビ、富永にキックアウト→スリーフィニッシュ
となる。
これがキレイに決まるか、これによってドイツを崩して別のオプションが活きるならいいのだが、多分、こうはならない。
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