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教師効果と井の中の蛙

教師効果というのものをご存じだろうか?

教師が期待した生徒は、実際に教師の期待に応えるような成長をしやすく、教師が期待しない生徒は、実際に良い生徒にはならない、というものだ。

井の中の蛙大海を知らず、という諺はご存じだろうか。小さい池の中で、その世界がすべてだと思い込んでいるせいで、他が見えていない、という諺だ。

インターネットが発展し、優れた人間はどこにでも見ることができる。
海を意識してしまえば、足がすくんで、何もできなくなってしまう。
オタマジャクシは、蛙にさえ、なれない。

まずは、小さな井戸の中で、自分のやりたいことや主体性を、大事に育てていくことを考えよう。
自分を肯定し、期待してくれる人を探そう。

それは別に、親や担任じゃなくていい。
狭い教室の、たった一人の教師に期待されなかっただけで、良い生徒になれないのは、あまりにもったいない。
友人、親戚、担任以外の教師、先輩、後輩、知り合い、ネットの知り合い、…。自分を応援してくれる人を探し、自分だけの安心できる井戸を作り、その中で蛙になろう。それまでは、大海は見なくていい。
小さな井戸の中で、人に期待されることで、教師効果に頼ろう。

情報過多により、いつでも人と比較される世の中で、自分だけの井戸を見つけることは、卑怯とか、逃げとかじゃない。
大海を見ることで、自分の創作意欲を削り、あきらめてしまう方が、よほど、卑屈だ。

私も、noteという広い海の中で、生まれたてのオタマジャクシだ。
これからどうなるか、自分でも、予想できていない。

井の中の蛙大海を知らず、されど、なんとかなるっしょ!

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