オマケシール専用リフィルを自主製作に至るまでの経緯について。
お待たせいたしました!
現在、多数のお問い合わせをいただいている自主製作のオマケシール専用リフィルについての配布(格安販売)方法と、今後の一般販売についてのアナウンスをします!!
その前に。
このリフィルを製作するに至った経緯をお話ししようと思います。
長文になるかと思いますが、しばしの間お付き合いくださいませ。
~時は遡ること今年の春頃。
コロナの自粛期間が続き、本業の仕事量が半分ほどになっていました。
仕事が減ったことによる減給は無かったのですが、そんな日が続くとやはり将来の不安がよぎるわけです。
自宅待機の時間もたくさんあり、空いた時間で趣味でコレクションしていたビックリマンの整理もかなり捗っていました。
コレクションは暗所に保管しているとはいえ、長年保管しているとスリーブやリフィルが劣化したり黄ばんでくるので、この時間のある時をいい機会に新しいものに差し替えたりしていました。
使用していたリフィルは当時は某ショップや個人で販売しているサイトで購入していました。(多分、みなさんが購入しているであろう所と同じだと思います)
長年に渡り結構大量に購入していたので、費やした金額はかなりの額でした。
そこで考えました。
「これ、自分で作っちゃえば安く済むんじゃね?」と。
漠然とした構想は数年前からあって、一度作ってくれそうなお店に相談しに行ったこともありました。
その時はアホみたいな見積もり金額で、到底素人には手を出すことはできないんだろうなーと即諦めてしまったのを覚えています。
それ以来どういう風に行動していいか分からなくなり、時は過ぎていきました。
で、自粛期間といういろんなことを考える時間がやってきて、この機会にもう一度チャレンジしてみよう!と思い立ったわけです。
今年に入り、100均のお店(ダイソー、キャン★ドゥ、セリア)でもリフィルをかなり見かけるようになったり、ビックリマン以外のオマケシールも多数発売されているのを見かけるようになったというのも行動するきっかけとなりました。
しかし、100均のものはとても上質とは言い難いものでした。それでも今まで使っていたものとははるかに安いものでしたので、とりあえずの収納の時には重宝するかもですが、マスター保存となれば話は別です。
結構大量に購入していたというのもありましたが、質と値段を考えると安くはないなと感じていました。
そして、ようやく行動開始です。
本当にいろいろな工場やお店を回りました。
自粛期間でしたのでいろいろ回ることにも心配はあったのですが、県外ではなく県内で探す!と決めて動きました。
プラスチック加工工場。
ビニール加工工場。
文房具店。
文房具を扱っている書店。等々。。
予想通り大半は数年前と同じ結果で、見積金額がアホみたいに高かったり、個人相手にはそういうことはやってなかったり、でした。
その中でも一軒だけ、熱心に話を聞いてくれて「できるかどうか分かりませんがやってみます」と、乗っかってくれた方がいらっしゃいました。
見積もりも最初は手が出せない金額でしたが、私では思いつかないようなコストカットのいろんな工夫をしてくださり、「これくらいなら個人でも手が出せるなー」というところまで抑えることができました。
そこからサンプルを作っては微妙なサイズの手直しをする、という行程を何度か行い、ようやく納得できるものができあがりました。
手直しをする度に工場で使う金型を直さないといけないのでその度に費用がかかったのですが、良いものを作る為です。もう後戻りはできません。
実質かかった期間は約半年でした。
コロナの影響がなければ、もう少し早く完成していたかもしれません。
次の記事は、画像付きで出来上がったリフィルの詳細を説明していきます。