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地域のシンボルを活用した駅前の再開発の成功事例を学ぶ(金沢市・金沢駅、女川町・女川駅)

ブルー・マーリン・パートナーズ株式会社は、人々のあたらしい暮らしを支える産業と社会システムを創造する事業創造ファームです。本マガジンでは、「つながりと物語をはぐくむ地域のつくりかた」に焦点を当て、知見をお届けいたします。


事業概要

駅前開発の際は、町をあらわすたった一つのシンボルに特化し、ランドスケープデザインを実施、開発する

実施上のポイント

  1. なんでもある町ではなく、○〇がある町を目指す

  2. 駅前は地域内外が行き交う玄関口。駅ビルなどにより、コモディティ化させず、地域のシンボルを印象付ける

  3. 市民が集まるアゴラ(議論・広場)を設置し交流を促す

  4. イタリアの事例を参考にする

詳細

  • 適用地域(人口/ 生産量 等): 全地域

  • 予算とプロジェクト期間(目安): 5〜10年

事例

「金沢市・金沢駅」
金沢駅の兼六園口にあるもてなしドーム。金沢は雨や雪が多いため 『駅を降りた人に傘を差し出すおもてなしの心』をコンセプトに誕生。金沢を訪れた人を幾何学模様のガラスの天井がやさしく出迎える。金沢駅は米Travel + Leisureの選ぶ世界で最も美しい駅14駅の1つに選出されている。

「女川町・女川駅」
女川駅舎を中心に開発した、町の「にぎわい拠点」。 震災後、海から200mに位置していた女川駅を「海の見える駅」をコンセプトに再開発。 海が見えるという地の利を活かし、駅から海までをレンガ道で繋げ、駅から海を見れるような状態に。 駅周辺の拠点施設が揃った年のGWには、イベントなしに町人口の10倍を超える 7 万 7 千人の来訪者が押し寄せた。


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