地域のシンボルを活用した駅前の再開発の成功事例を学ぶ(金沢市・金沢駅、女川町・女川駅)
事業概要
駅前開発の際は、町をあらわすたった一つのシンボルに特化し、ランドスケープデザインを実施、開発する
実施上のポイント
なんでもある町ではなく、○〇がある町を目指す
駅前は地域内外が行き交う玄関口。駅ビルなどにより、コモディティ化させず、地域のシンボルを印象付ける
市民が集まるアゴラ(議論・広場)を設置し交流を促す
イタリアの事例を参考にする
詳細
適用地域(人口/ 生産量 等): 全地域
予算とプロジェクト期間(目安): 5〜10年
事例
「金沢市・金沢駅」
金沢駅の兼六園口にあるもてなしドーム。金沢は雨や雪が多いため 『駅を降りた人に傘を差し出すおもてなしの心』をコンセプトに誕生。金沢を訪れた人を幾何学模様のガラスの天井がやさしく出迎える。金沢駅は米Travel + Leisureの選ぶ世界で最も美しい駅14駅の1つに選出されている。
「女川町・女川駅」
女川駅舎を中心に開発した、町の「にぎわい拠点」。 震災後、海から200mに位置していた女川駅を「海の見える駅」をコンセプトに再開発。 海が見えるという地の利を活かし、駅から海までをレンガ道で繋げ、駅から海を見れるような状態に。 駅周辺の拠点施設が揃った年のGWには、イベントなしに町人口の10倍を超える 7 万 7 千人の来訪者が押し寄せた。