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ステップ 3:実装とメンテナンスオペレーション#2-6

ブルー・マーリン・パートナーズ株式会社は、人々のあたらしい暮らしを支える産業と社会システムを創造する事業創造ファームです。本マガジンでは、「つながりと物語をはぐくむ地域のつくりかた」に焦点を当て、知見をお届けいたします。

グランドデザインが策定された後、さらに重要なのは体制とファイナンスである。体制において重要なのは、 地域の各プレイヤーが共同でコンソーシアムを設立することにある。グランドデザインの時点で、検討委員会を立て、地域のさまざまなプレイヤーで検討してきている地域も多いと思うが、段階が実行に移った際には、コミットするプレイヤーがぐっと少なくなる。そこをなんとかまとめていくのが、私たちのような PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)の役割ではあるのだが、結局は地域において「この人の話なら聞いてしまう」と言われるような有力者が、協力を呼びかけることで、まとまってゆく。 コンソーシアムを立ち上げる際には、少額であっても参画者は出資し、金銭的なコミットメントとそれぞれのリターンを設計しておくことも必要である。

出所:株式会社ブルー・マーリン・パートナーズが独自に作成

また、実装にはフェーズごとに体制を変更しながら進めることが求められるが、開発するプロダクトに関しては、スタートアップを立ち上げる時と同様にプロトタイプを制作し、実証実験を実施・実証されたものを、本格的に導入し、市場に受け入れられる(これをPMFという)という手順で進める。


(次回へ続く)


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