江戸の庶民はふわふわが好き?
江戸の料理書の中でよく登場する【しんじょう】。
柔らかいはんぺんのような食感で、日本料理の【椀物】では主役の椀種としても使われます。
歴史を遡ると1690年(江戸中期)に書かれた料理書【茶湯献立指南 ちゃのゆこんだてしなん】
には、魚のすり身に山の芋をすりまぜて形どり、茹でたり蒸したり揚げたりしたものとして、しんじょうの歴史の中では最も古い文献として紹介されているようです。
江戸料理研究家の松下幸子さんの本を読んでいたら急に作りたくたったので、今日は1764年に発刊された