[NFL]ブライス・ヤングは限界か?
ジャイアンツのQBダニエル・ジョーンズへの批判が止まりません。
各メディアのQBランキングでも大体27位から31位の間で、彼と順位争いをしているのはガードナー・ミンシューのほかはケイレブ・ウィリアムズやジェイデン・ダニエルズ、ボー・ニックスといった新人ばかり。
先ほど終了した第2戦でも大事なところでプレーを決められないなどエースとしての力強さに欠けました。
・・・なんですが、特に2戦目の彼ってそんなに悪かったですか???
まあ悪かったのでしょうけど、わたしにはそんな風に見えませんでした。というのも彼の試合の前に見ていたのがカロライナ・パンサーズの試合だったからです。
2年目ドラ1の崖っぷち
先ほどダニエルのランキングが大体27位から31位と申し上げましたが、てことは大体32位は別の人物だということになります。
それがカロライナ・パンサーズのQBブライス・ヤングです。
彼の試合を先に見ていたわたしをして「ダニエル・ジョーンズってそんなに悪いか?」と思わしめたのが彼のプレーです。
ご存じの通り、彼は昨年のドラフトにおいて全体1位で指名された元ゴールデンルーキー。
元リーグMVPのキャム・ニュートンの退団以降ふにゃふにゃしていたQBのポジションを確固たるものとするため、チームが大枚をはたいて獲得しました。
(ちなみにキャム兄さんのあとにカロライナのエースを務めたQBの中にはサム・ダーノルドとベイカー・メイフィールドがいます。いずれも今年別のチームでエースを務め、結果を残しています。。。)
そんな彼のルーキーイヤーの成績は16試合に先発し、2勝14敗。11のタッチダウンに対しインターセプトが10。レイティングは73.7というものでした。
2年目の飛躍を期して、しかし・・・
まあルーキーイヤーってのはそんなもんですよ。アレックス・スミスとかもひどかったし。
元アラバマのエースで才能は申し分ないんだから2年目以降はピリッとするでしょう、、、と思っていたのですが、このオフシーズンの彼への期待度はさほどでもありませんでした。というよりもひどいものでした。
「ヤングしかいないのだから彼を使うしかない」「ヤングのためにすべてのアセットを投入したのだから選択肢がない」「残念ながら彼はCJストラウドではなかった」・・・どうも見る人が見ると彼の1年目は未来ではなく絶望を感じさせるものだったようです。
そして迎えた2年目シーズン。
ここまでの2試合で彼が稼いだパスヤードは245。2試合目にいたってはわずか84ヤードでした。
タッチダウンはなく、インターセプトは2試合で3回。レイティングも50に届いていません。
今朝も早くから彼の批判記事が出ています。
少し引用したいと思います。
どうも試合中にXなどで控えのアンディ・ダルトンを出せという声が大きかったようなのですが、これ、わたしもそう思います。
ここでヤングを引っ込めることは、ヤングにすべてを託したカロライナ・パンサーズの賭けが失敗したことを意味するのですが、もうこれは仕方ない。潔く賭けに負けたことを認めてヤングをベンチにひっこめることがチームにとってもヤングにとっても必要なことのように思います。
なーんて書いてたら、先ほどESPNが来週からダルトンが先発するって記事をアップしました。
それがいいそれがいい
ここまでの試合を見て、QBランキング31位のダニエルと32位のヤングの差はかなり大きいような気がしてるんですよね