[NFL]アイオワvsアイオワステート!アラムナイ比較
アイオワ大学とアイオワステート大学の今シーズンの対戦が9/7@アイオワシティで決定しました。
われわれはこの日に向けて気持ちを高めていく必要があるわけですが、なにせ日本で放送されてないので両大学についてよくわからないという方もいらっしゃると思います。
そこで今日は両大学出身の現役NFL選手を何人かずつ紹介させていただきます。なんとなくこんな大学なのね、というのを感じていただけると嬉しいです。
アイオワ先鋒:トリスタン・ワーフス
はい。まずこの人。タンパベイのレフトタックル。2020年に1巡13位でタンパベイに指名され、その年にトム・ブレイディとともにスーパーボウルリングを獲得したエリートです。
名前は派手ですが大食漢で家族を愛する寡黙な男。典型的ないい奴です。
ちなみに上のインスタ画像で顔が映ってないほうがトリスタンです。
アイオワステート先鋒:アレン・ラザード
輝かしいカレッジキャリアのあと、ど根性でキャリアを守り続ける苦労人WR。
2016年から3年連続でビッグ12カンファレンスのオールスターに選ばれたものの、NFLにはアンドラフト入団。ジャクソンビルのPSとして最初のシーズンを迎えますが、シーズン中にグリーンベイと契約。グリーンベイでも解雇と契約を繰り返しながら、2022年にはブレイクを果たし、アーロン・ロジャーズとともにジェッツに移籍します。
インスタ画像はなぜかFIFAワールドカップとのタイアップ投稿。サッカー好きなんですかね?
アイオワ次鋒:ブランドン・シャーフ
アイオワ大学史上最も上位となる全体5位で2015年にNFL入り。ワシントンで長くレギュラーを務めたのち、何年か前からジャクソンビルの右ガードとして活躍しています。
選手としての実力は認められながら10年近くにわたって強くないチームでプレーしてきました。
現役晩年に差し掛かってます。今年はスーパーボウルに出たい!
アイオワステート次鋒:ウィル・マクドナルド4世
2023年ドラフト1巡で、現役アイオワステートアラムナイの中では唯一のドラ1プレイヤーです。
ニューイングランドの兼任GMだったビル・ベリチックの巧みなドラフト戦術(ジェッツ妨害戦術)によって意外な指名をさせられ、ジェッツファンの小高アナウンサーから「やられてしまった」と言われてしまうちょっと不運なドラ1プレイヤーです。
でも今年活躍すりゃ問題なし!正直スーパーボウルまでいけるチームだと思いますので頑張ってベリチックと小高アナウンサーを見返してほしいです。
アイオワ中堅:TJホッケンソン
亜麻色の長い髪を風になびかせながら敵ディフェンスフィールドを斬り裂くレシービングTE。
2019年のドラフトで大学での相棒ノア・ファントともに指名されましたが、こちらは全体8位。ファントよりも期待されてました。
ケガに悩まされるプロ生活を送ってますが、3年前からミネソタの87番を背負います。
アイオワステート中堅:デイビッド・モンゴメリ
デトロイトのバックフィールドに君臨する完全無欠のRB。大学時代についたあだ名「フランケンシュタイン」は、足の速さ、目の良さ、頭(判断力)の良さ、体の強さいずれも規格外だったことから「コイツ過去の名RBのそれぞれの部分をつぎはぎして作られた人造人間なんじゃねえの?」という名誉なんだか失礼なんだかよくわからない噂から来ているらしいです。
アイオワ副将:サム・ラポータ
若干23歳にしてデトロイトのルーキー記録を次々塗り替えるTE。
ロブ・グロンカウスキ→トラビス・ケルシーと受け継がれてきた「リーグ最強タイトエンド」の座に片手をかけている未来の大物です。
2年目の今年はスーパーボウルが見えてます。デトロイト・ライオンズの歴史を変える男になるかもしれません。
アイオワステート副将:ブリース・ホール
前述のモンゴメリがいなくなり弱体化したかと思われたアイオワステート、「この先どうすんの?」という雰囲気の中、彗星のごとく現れた救世主。
RBに求められる仕事すべてを高いレベルでこなす凄腕プレイヤーです。
その才能はジェッツでももちろん認められてます。
決して派手ではありません。でも「現役最強のRBって誰?」論争でこの人の名前を挙げたときに誰もに一理あると思わせる、そんなプレイヤー。
アイオワ大将:ジョージ・キトル
「リーグ最強タイトエンドがラポータだって?誰か忘れてんじゃねえのか?」という声が聞こえてきそう。
トラビス・ケルシーとの明るく楽しいライバル対決は「ナショナル・タイトエンド・デイ」と呼ばれているとかキトルが言ってるだけだとか。
ここぞの場面になると格闘ゲームの「スーパーコンボ」のような超人プレイを見せるハイテンション男がアイオワ総大将です。
アイオワステート大将:ブロック・パーディー
パーディーのプレイピクチャーなんてどこでだって見れるんだからあえてこの画像を選びました。
ご存じミスター・イレ・・・いややめましょう。もはやパーディーはそれだけの男じゃない。
いまや最強オフェンス軍団の心臓部を担う男で全米の希望の星。現役屈指のスタークォーターバックがアイオワステートの総大将です。
チームとポジション偏りすぎ!!!
というわけで10人ご紹介しましたが、チームとポジションが偏りすぎでしたね。
特にチームについてはなんとなく今シーズン躍進しそうなチームばかりで、アイオワ&アイオワステートアラムナイがポストシーズンで暴れまわる姿が予想されます。
あれ?カレッジの話を書こうと思ってたのにいつのまにやらNFLの話になってました。