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[FDSKP]史上最も悩ましい連盟ポントゾーのメンバー選考

《エリダヌス》離脱問題で揺れる中ではありますが、次回ポントゾーのメンバー選考が始まっています。

ポントゾーはフォークダンサーの間でも人気演目であり、現時点で踊り手が絶対的に不足しているというわけではありません。
しかしながら、連盟ポントゾーのメンバーというのは単なるデモの出演者ではなく、これに選ばれることは連盟の男性舞踊の中核メンバーであると認められるという意味も持っているため、選考がすんなり進むはずもないでしょう。

《エリダヌス》メンバーをどうするか?

最大のアジェンダは《エリダヌス》メンバーを選考の対象にするかどうかです。
チトサンケの発言に端を発する離脱問題により、《エリダヌス》メンバーは連盟の活動への不参加が表明されています。そのような中で今回の選考をどのように行うべきか、いくつかのアイデアが出ています。

《エリダヌス》を選考対象外にする

このような状況なので、《エリダヌス》のメンバーを選考の対象から外そうという考え方です。
ただこのアイデアには2つの懸念がありますよね。
ひとつ目は「やっつけ選考」と見られてしまう恐れがあることです。伝統あるポントゾーのメンバー選考で手抜き選考のようなことが起こることに対してファンやOB、そしてスポンサーからの反発が予想されます。「今回だけ特例で」というのが許されないのがポントゾーの「格」です。
ふたつ目は今回の《エリダヌス》離脱問題の落とし所について完全融和以外にないとしている連盟理事長ジェフ・フーパー(《東京フリーディア》所属)の方針に反してしまうということです。完全融和をうたいながら裏で《エリダヌス》外しをするなどというやり方を《東京フリーディア》の好漢は選ばないでしょう。

《エリダヌス》メンバーを選抜したうえで辞退に備える

選考自体は《エリダヌス》メンバーを含めて公平に行ったうえで、辞退にそなえた補欠の選考なども(非公式に)行っておくというアイデアです。
FDSKPの主要演目にはいつの頃からかセカンドチームが作られるようになっています。いわゆるアンダーというやつですね。
今回も選考の過程でなんとなくセカンドチームができると思うのですが、《エリダヌス》メンバーの穴をセカンドチームの同パートのメンバーが埋めることを想定しておくというやり方です。
これはある意味ずるいやり方です。
ベストメンバーが揃わないのを《エリダヌス》のせいにすることができるのですから。
フーパーはこの手を選ぶでしょうか?

《エリダヌス》メンバーを1人目パートないしは3人目パートのみに割り当てる

これは上2つの折衷案と言えるかもしれません。
コアファンならご存知のとおり、ポントゾーは4つのパートに分かれています。すなわち

1人目(2人〜4人:通常3人)
2人目(1人〜2人)
3人目(2人〜4人:通常3人)
4人目(2人)

です。
なので1人目か3人目を《エリダヌス》メンバーを含む4人にすることで、《エリダヌス》メンバーが辞退しても問題ない状況を作るというアイデアです。
このアイデアの問題は1人目と3人目が、トリを飾る4人目やオリジナルフィギアを含むソロパートを持つ2人目にくらべて格下イメージがあるということでしょうか。
確かに各チームで行われているいわゆる「ネクストポントゾー」では1人目3人目は最下級期生が担当するイメージがあります。

カギを握る重要人物は・・・

いろいろ言われている中ではありますが、ぶっちゃけ《エリダヌス》で連盟ポントゾーのメンバーに撰ばれる可能性があるのってユーレニカ(17期)だけだと思います。
なので、ユーレニカがどう思い、考えているか、それが表明されることでいろいろなことがドミノ倒しのように決まっていくのでしょうね。

で、そのドミノ倒しの最後のドミノタイルが《エリダヌス》離脱問題になると予想されています。
《エリダヌス》主将のチトサンケによると《エリダヌス》メンバーの思いは一つであるとのことですが、ユーレニカがチトサンケとは異なる意思を示す可能性もあるはずです。

女性舞踊の名手を輩出してきた《エリダヌス》は、それと背中合わせに男性舞踊に弱いと思われてきました。
それを初めて覆したのがユーレニカ(であり、チトサンケ)ですが、そんな彼の現役生活も終盤に差し掛かっています。
是が非でも連盟ポントゾーに、という思いを持っていてもおかしくありません。

もちろん、ユーレニカが「出たい」と表明することは、ユーレニカとチトサンケのいずれかの孤立、あるいは《エリダヌス》の内紛勃発を意味しますので、簡単な話ではありませんが・・・。

ポントゾー

フォークダンスを見たことがないという人をも魅了するハンガリーの男性舞踊・ポントゾー。
ビデオははるか昔に学生の大会で行われたデモです。
そして実はこのビデオにはわたしも登場しています(これはまじの話です)。


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