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千葉から伊豆へ移住。在宅医療をとことん学べる環境で「頼れる薬剤師」に【先輩特別インタビュー:移住・在宅医療】

こんにちは!うさぎ薬局採用事務局です。
うさぎ薬局はどんな薬局?を知れる「先輩特別インタビュー」。今回は、新卒入社を機に静岡県へ移住して在宅医療に携わる西宮仁美さんにインタビューを行いました。


【先輩薬剤師:西宮さんのプロフィール】

入社5年目。
千葉県から静岡県に移住し、在宅医療の現場で活躍。
2024年6月から静岡県伊東市にある うさぎ薬局宇佐美店 の薬局長を任せられ、仕事とプライベートを両立しながら充実した毎日をすごしている。

薬剤師なら女性が手に職を持って長く働くことができる

私の家は代々医療に携わる者が多いのですが、夫を早くに亡くし女手一つで子供を育てなければならなかった祖母は、薬剤師として自立していた自分の妹の姿が羨ましかったようで、小さい頃から「薬剤師という仕事はいいよ。女性も手に職があった方がいい。」と常々言われてきました。

そんな祖母の話を聞くうちに高校二年生になる頃には、資格を持ち女性でも長く働くことができ、出産後もすぐに職場に復帰できる薬剤師になることを目標にするようになりました。

「魅力ある経営者のもとで働きたい」と思ったきっかけ

私は就職活動で、大手の調剤薬局チェーンではなく中小の調剤薬局を志望していましたが、同じく就職活動をしていた友人の紹介がきっかけで、うさぎ薬局に入社することになりました。

私が入社を決めたポイントとしてまずは、白石社長と直接会話をする機会があり色々な話を伺った中で、社長と社員の間に距離感のない風通しの良い会社だと感じたからです。

そして、社長自身が調剤薬局の現場に立ち続け、現場でどのような問題が起こっているのかをしっかりと把握されていたことです。私は千葉県に自宅があるのですが、どうしても白石社長のもとで働きながら学びたいという気持ちが強くなり入社を決めました。

千葉から引越ししてでも「静岡」で働きたいと思った理由

うさぎ薬局は首都圏(東京・千葉・神奈川・埼玉)にも店舗がありますが、私は自ら望んで静岡県伊東市への転居を希望しました。

理由は3点あり、1つはうさぎ薬局が広野MCビルを中核拠点として伊東市内に「地域包括ケアシステム」を構築している点です。そこでは、伊豆半島の調剤薬局では初となる無菌室が設置され、無菌室のない地域には薬局への貸し出しまでカバーすることで地域医療を支えています。

2点目は、薬局事業だけではなく介護事業も行っているため「多職種連携」ができる点です。うさぎ薬局は自社で訪問看護事業所や訪問介護事業所、居宅介護支援事業所、福祉用具貸与事業所、認知症対応型グループホーム、さらに終末期患者まで対応できるホスピス機能のある住宅型有料老人ホームまで幅広い運営をしているので、同僚である看護・介護スタッフと活発な多職種連携が行われています。

3点目は、私が最初に配属されたうさぎ薬局岡店が地域の基幹病院である伊東市民病院の目の前にあり、色々な診療科の多様な薬に触れられることです。薬剤師としても知識を吸収しやすい若い時にこそ、色々な薬に触れ学んだ方が良いと私は考えています。
以上の理由から、伊東市へ転居したことは正しい選択だったと思っています。

うさぎ薬局は優しい人が多い

入社1年目は慣れない仕事続きで慌ただしく、仕事の後は家に寝に帰るだけのような毎日が続きました。そんな私を見かねてか、先輩の方々は気分転換にと食事やボーリングに連れ出してくれたり、仕事の相談や悩みに親身に乗ってくれたりしました。そういった先輩の方々の気遣いが心の支えになり、あのつらい時期を乗り越えることができたと思うので、私も同僚には思いやりを持って接するよう心がけています。

また、同期の繋がりも強く、仕事のことで相談し合うなど様々な面で助けられています。私は2024年6月から宇佐美店の薬局長になりましたが、当初は薬局運営に必要な書類や部下との接し方、介護施設の看護師・事務長への対応方法など、右も左も分からないことだらけでした。その時も先輩や同期の薬局長に助けられ、難局を乗り越えることができました。

特に同期で先に薬局長になっていた鈴木雄大さん(広野店薬局長)は今でも頼りにしており、鈴木さんの「自分が上に立つということは、部下が失敗しても自分の失敗だと思い、患者様や施設の方々へ対応していかなければならい。」というアドバイスは薬局長としての戒めとして今でも守っています。

「日本で一番在宅医療に力を入れているうさぎ薬局」だから経験できたこと

現在、薬局長として店舗運営やマネジメントをする傍ら、薬剤師としても3つの介護施設と4件の個人宅への在宅訪問を行っています。大学の恩師から「これからの時代は在宅ができない薬剤師は終わる。」と指導されていましたので、薬学生の時から在宅医療は必須と考えていました。

ある白血病の患者様が、お母様が亡くなられたことで気持ちがとても落ち込み、「どうせ長く生きられないので、もう治療もしないし薬も飲まない。」と治療を拒否されたことがありました。私は一時の感情で後々薬を飲まなかったことを後悔してもらいたくなかったので諦めず、患者様に鬱陶しいと思われるくらいご自宅へ通い続けました。ある日突然患者様から「薬を飲んでやるよ。」と言われ、今でもご自宅で元気にすごしていただいています。この出来事は薬剤師として在宅医療に携わって良かったと思える経験となりました。

調剤薬局では薬を渡すだけになりがちで、患者様が自宅で本当に薬を飲んでいるのかまでは確認することができません。しかし在宅医療では、患者様の生活にまで関わっていくことで、きちんと薬を飲んでいるのか確認やフォローを行うことができます。
うさぎ薬局では、このように在宅医療に携わり薬剤師として患者様の治療の助けになっていることを実感することができます。

うさぎ薬局はやりたいことを応援してもらえ、仕事とプライベートの両立ができる

うさぎ薬局で働いていて良かったこととして、私のように就職を機に一人暮らしをする場合には最大70%の住宅補助制度があること、自分で段取りを組んで仕事を進めていけること、残業が少なくワークライフバランスが整えられる点があります。

自分がやりたいことをやれない職場では働いていて辛いですし、今の時代、働くことだけが良いことではないと私は考えています。社内には、クルーザー部・ゴルフ部・ディズニー部・ヨガ部など色々なクラブ活動もあり、仕事とプライベートの両立を充実させることもできます。

伊豆の大自然の中で、働きやすい環境で働ける、この会社が私は大好きです。

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