段々、空が短くなって
なんか寂しや、なんか侘しや
淡々と過ぐ時間の中で
一寸、偶には贅沢を
本当、些細な贅沢で
ほっと一息付いて

御茶を一口、呑んで
木枯しの吹く銀杏並木にて
落ち葉を鳴らしながら歩く枯葉路
人は疎らで
心を潤したなら、野暮な邪魔は無いし
此れが幸せ

散々、声を枯らして泣いて
ひっそり生きる選択を
そんな惨めな選択に御茶菓子を添えて

午後の静かな路に焙じ茶色の景色が交じる

落ち葉に降られながら腰掛けるベンチ
御茶でも呑んで、考え事をしてみるよ
だけど正解は無いし
其れで幸せ

心を休めたなら
ささやかな午後を

I drink brown tea in the afternoon

music by 横田侑樹
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