学生時代に金融リテラシーを学びたかった
こんにちは。最大150万円あった推し活借金を、完済したアオキです。
「10代の頃から、金融の基礎知識があれば……」と思ったので、思い出した事を書いてみます。
金融庁のYoutubeで無料で基礎を学べる
最近、お金について調べる事が増えたのですが、金融庁のYoutubeで 『高校生のための金融リテラシー講座(全6回)』が配信されている事を知りました。
私が通っていた商業高校では、金融リテラシーの授業は無かったです。
もっと若いうちに学びたかったです。動画は下記からどうぞ!
知識のない18才で、借金できてしまった
私が初めて借金したのは、社会人一年目の18才の時。
推し活のために、35万円を借りました。
これはしてはいけないタイプの借金ですが、当時は簡単に大金が借りられる!としか、思いませんでした。
そこからは、お気軽にクレジットカードを何枚も作って、雪だるま式に借金が増えていきました。(20代前半には、借金150万円に……)
世の中には必要な借金と、そうでないものがあると、知っておきたかったです。
20歳になると、生きるためのお金がかかる
親の扶養から外れて、20才の成人年齢になった頃に、驚いた事があります。
健康保険料、住民税、年金など、様々なお金を国に納める必要があり、一生懸命働いて稼いでも、毎月数万円とられてしまうからです。
40才からは、介護保険料の支払いも始まります。
今は、必要な支払いだと言うことはわかります。
でも20歳当時の私は、納得がいかなかったのです。
働く前に学べる機会があれば良かったと思いました。
収入増の翌年、収入0の無職になると……?
20代半ば、2年ほど勤務した会社で月28日出勤・1日14時間労働をしていた時期があり、過労とストレスで鬱になり、一年間無職になりました。
住民税というのは、前年の収入によって、金額が決まります。
たとえ収入が0でも、健康保険料や年金も支払わなければなりません。
無職になった当時にはじめて知り、絶望しました。
高額な生命保険料を支払っていた
両親を亡くした私に、生命保険会社は営業をかけてきました。
父の保険金を手にしたばかりで、生命保険の大切さを実感した直後と言う事もあり、契約。
しかも、当時はヘビースモーカーで、喘息ぎみだという理由で、保険料を増やされ、毎月14,000円の掛け金になりました。
やがて借金生活になり、支払えなくなり、解約。
知識があれば、低収入の20歳で、月々14,000円の保険など入らなかったです。
金融について学べなかった時代背景
私が10代の頃は、まだ一般家庭にパソコンが普及していませんでしたし、携帯電話はスマホではなく、「電話とメールが出来る機械」でした。
現代のように、疑問をネットやYoutubeで調べられません。
その代わりとなっていたのが、本だと思っています。
現代でも本から知識を得る事はできますが、10代が無料で調べるためには、当時は書店やKindleではなく、学校図書室や、図書館しかありませんでした。
自分から、学びにいくべきだった
ネットにしろ、本にしろ、昔も現在も共通しているのは、
『関心を持って、自分から知識を得ようとしたかどうか?』
だと、思ってます。
どれだけ無料で情報発信していても、関心がない、調べようとしなければ、情報の存在すら知らないままなんです。(私です……)
私はお金の知識に無関心だったので、沢山の失敗をしました。
スマホが普及している今、学生の間でも、金融リテラシーの知識が広まればいいなと思いました。