MLESNA TEA 大阪 無限紅茶感想会3
今日は最近の疲労を飛ばすべく、彼女と久々にティーフリーを楽しんで来た。行った店は「MLESNA TEA 大阪」。お洒落な雰囲気と丁寧な説明をしてくださる店員さんがストロングポイントだと感じた。
さて、以降は前々と同様飲んだ紅茶に自分なりの不器用な感想をつけていく。
【1:ラッタッタ パリ】
最初の一杯目は前回同様グラスで来たのでアイスと思いきやバリバリのホット。彼女と揃ってビックリしたが美味かった。キャラメルの味と香りはどことなく秋らしく、季節感が大いにある。だが今は秋のはずなのに夏みたいになったり冬みたいになったりしてしまっているので、「来て欲しかったはずの理想の秋」と表現した。
それにしても「ラッタッタ」って何だろう。ミリオンライブの最近の曲にそんな感じのがあった気がするが…。
【2:完熟りんご】
名前だけ聞くと思いっきり林檎の味がしてきそうに思えるのだが、実際に味わってみるとかなりさりげなかった。何と言うか中堅社員を想起させるような。自身の力を誇示し過ぎる事無く、かと言って隠し過ぎる事も無く。若過ぎても年を取り過ぎても出せない味だと思う。
【3:パステル色のおたんじょう日】
パステル色とは言うものの味はかなりハッキリとしており、むしろビビッドカラーだなんて思いながら頭に浮かべる光景は、普段からお祝いをしてくれる家族だけで無く、友達等色々な知り合いを呼んで盛大に誕生日会をより非日常として楽しんでいる幸せそうな人。彼女曰く海外では割と非日常という程でも無いらしいが、とにかく、華やかさを言葉にしたくてそんな感想になった。
【4:京都四条の香り】
私が大学時代お世話になった京都。彼女にとっても以前勤め先としていた京都。そこの香りとはまた興味深い等と話をしながらまず鼻を楽しませると、時折彼女と行く小さなハンドメイドの雑貨屋のようなワクワク感が思い出される。だがこれまた面白い事に、以前のティーフリーでもそうだったが京都の名が付くものはどういう訳か味がなかなか渋い。長らく都としてあり続けている歴戦の味は、今日も私の身体に大いに染みた。
【5:ビターエスプレッソ】
もはやコーヒーのような名前のブラックティー。確かコーヒーとしてのエスプレッソも色が濃いが、それに負けない黒さが目を引いた。先述の京都を超える渋さ。だがこの味は大阪随一の濃さを誇る新世界とかみたいな感じだろうか?なんて二人で語り合うひと時は甘かった。
【6:焦がし キャラメリーゼ】
名は体を表すというような香ばしい匂いと、一杯目のラッタッタ パリほど主張しないキャラメルの風味。まるで夏の残り香を持った初秋で、サンダルとかその手の「夏っぽいもの」を片付けながら、ああ楽しかったなぁという思いと共に秋を迎える準備をする時のような感覚にさせる。
【7:ジンジャーレモンティー】
「はちみつとレモン」というシンプルな名のフレーバーにジンジャー等を加えたものだと仰っていたのだが、これを聞いた時ははちみつとレモンがベースだから子供達にも親しみやすそうと思っていた。しかし飲んで思わず「日本酒??」なんて感想が漏れた。初っ端のパンチが強烈で、後味に向かっていくにつれスッキリしていくのが何か似ていたから。
【8:サブリナの瞳】
薔薇等の花を用いた華やかで真っ直ぐに鼻と舌に訴えかけるそれは、まさに推しアイドルのウインク。そのようなものを貰った時には誰だってリアコになる。目の前にいる彼女に、もしそんな感じのファンサされたら今みたいな感情になりそうとか言うと、もうとっくにリアコじゃんと鋭いツッコミを貰った。
やはりティーフリーはテンションが上がる。私自身がちょっとズレているので紅茶の感想として相応しいのかよくわからない怪文書を生んでしまっている気もするが…。
でも少なくとも彼女はこれを楽しみにしてくれているらしいので、また次も一緒に行きたい。
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