原始に続く穴 『超初心者向け攻略』 見落としがちで、一番大事な基礎


 この記事の目標→初心者の原始安定攻略の前段階。
偏差値で例えると50を目指す記事。


1.一番大事な前提知識
2.勝ちに対する考え方

この二つが一番大事で、これを理解しているだけで何も知らないプレイヤーにとって、原始の攻略は全然違ってくる。





1.一番大事な、基本的な考え方

・HPやレベル、防具の強化をして『何度も敵と殴り合う』のは基本無理(シレン5は敵と“殴り合う“従来のローグライクとゲームデザインが違う)

 原始未クリアの初心者にとって、このゲームで一番大事な知識がこれ
これを理解できていないプレイヤーは原始の25Fから30F辺りで詰むようにゲームが意図的にデザインされているそしてその説明すらないので多くのプレイヤーが原始及びシレン5というゲームを諦める。

 デザインが他ローグライクゲームと違う理由は、シレン5では盾が全体的に弱く、レベルアップの体力上昇と共にシレンの体力の回復速度が遅くなっていくためだ。

 シレン5はHPが増えると大量の自然回復量が下がっていく。そして、HPが200になると2ターンに1しかHPが回復しない!(以降回復の割合は変わらないので、基本的にHP自体は増やし得だけど……)

 基本的にシレン5は防具強化を常時優先して通常攻撃で何度も殴り合うゲームじゃない。ここが、シレン1、2、6や他のローグライクゲームに慣れているプレイヤーにとって特に矯正が大変な部分で、他のローグライクゲームと違って、24Fあたりから何度も敵と通常攻撃の応酬をすると体力回復が追いつかない。


 ↑シレン5の中盤以降の最も基本的な戦闘はこれ。矢+通常攻撃。このダンジョンにおいて、矢はとても重要な対処アイテムだ。
鍛え抜いた昼の盾などがない状態で、普通の敵相手に何度も殴り合ってしまうと、あっという間に回復が追い付かなくなって死ぬ。
 昼の盾や金食い虫の盾と言った例外装備がない限り、後半に行けば行くほど先手を取って殴って倒すゲームになる。

 しかも、このゲーム矢だけで敵を倒すと武器レベルが上がらない! なので敵の攻撃が上がってきたら、上の動画のように矢+通常攻撃で極力殴られないように敵を始末していこう

※もちろん無駄に矢を使わなくても良いモンスターもいるし、逆に密接すらしたくないようなモンスターもいるので、そこはケースバイケース。




2.勝ちに対する考え方


・原始を打開するための強アイテム(宝具)がいくつかあるので、それを拾うまで、矢、札、杖、巻物を使って“ジリ貧にならないように“フロアを巡回しつつ降りていく。

 原始に続く穴の攻略における二つ目の大事な思想は、勝ち筋を拾うまでジリ貧にならないように、粘るように降りていくゲームであるということだ。


これらの強力な勝ち筋となるアイテムを拾うまで、矢や杖、巻物などで
耐え忍ぶように降りていくイメージで進んでいこう!



 例えば気配察知の腕輪金食い棍棒昼の盾の三点セットは初心者でも最もわかりやすい勝ち筋の一つ。これらのレアアイテムは手に入れれば入れるほど勝利につながる。まずこれらのアイテムを拾ったら、それを活かしてフロアを降りていくことを考えよう。

 原始はシレン1、2、6のもっと不思議よりも難しいし知識が必要だ。だから、まずどんな手段を使っても良いからクリアすることを考えよう。縛りプレイをするのはそれからで良い。



↑そして、これらの勝ち筋を拾うまで、こういうピラミッド的な優先順位で手札を切ってジリ貧にならないように、耐え忍ぶようにフロアを降りていくことを意識しよう。(といっても、あくまで基本的な考え方であって例外の処理もあるというのはお忘れなきよう)




その他の余談

・後半になればなるほど敵の攻撃が苛烈になり回復が追いつかなくなるし。巡回すると大損するフロアも増えていく


 これは他のローグライクゲームと同じだけど、ポケダンなどの一部のローグライクゲームとは違う部分なので一応記載。
 原始のフロアにいるモンスターの種類をwikiなどで把握して、危険なフロアは巡回しないことだ。

 ただし、「30Fからは全フロア即降り!」とか言っている攻略記事は間違いなく嘘(何回も挑戦して、序盤でレアアイテムを拾いまくって運よく攻略できただけ)。
 自分の手持ちのアイテムや装備と相談して、安全そうなフロアは巡回していくイメージで挑戦していきたい。


・リスキーダイスを振らない


シレン5で超大事な考え方。リスキーダイスを振ろうとしない

 このフレーズは「運任せやギャンブル的な行動を控え、アイテムや敵の特性を活用して、安全かつ堅実に攻略する」ことを意味している。


 ハイリスクハイリターンな行動を取っても良いのはリトライが効く最序盤だけで、それ以降はどんな時も不必要なリスクを避け、確実性の高い行動を選ぶべきだ。

 初心者だと知識不足でリスキーダイス的な行動をとっていることも多々ある。これは知識で補うしかないけれど、例えば『95%のハイリターンが得られたとしても5%の確率でシレンが死ぬ』というのなら、そんな行動は絶対にしてはいけないってことだ。

 迷った時にはこのリスキーダイスを思い出そう



・原始に行く前のダンジョンが存在する

 これも重要な情報なので記載しておく。
ローグライクゲームでは、一番難しいもっと不思議のダンジョンをいきなりやる人が多いけれど、実は原始に行く前のチュートリアル的なダンジョンが存在する。


①[モンスター集会所]

低難度のダンジョン。
badアイテムなし/アイテムは識別済み
9F毎にモンスターハウス
10F毎に店
金食い棍棒や昼の盾、呪い師の腕輪は出ない
気配察知の腕輪、壁抜けの腕輪は出現する


②[地底の館全区]

原始より2段ほど楽。
badアイテムなし/アイテムは未識別
金食い棍棒、呪い師の腕輪が出ない
気配察知の腕輪は出現する
どのフロアも視界が明瞭

③[死線の回廊]

制限ターンを自分で決められるダンジョンで、99999ターンで設定しても、原始とイーブンかちょっと下の難易度。
badアイテムあり/アイテムは未識別/危険な草が床に落ちている
金食い棍棒どころかカブラギのようなものまでほぼ全アイテムが床落ちしている
視界明瞭不明瞭が変わる
モンスターテーブルがヌル目




 自信が無いとか原始があまりにも難しくて心が折れそうになったらこっちから挑んでみるとゲームを理解しやすいかもしれないので一応紹介させてもらった。
 他ゲーのローグライクを遊んだプレイヤーは「シレンならもっと不思議に挑んでなんぼ!」みたいな思想に陥りがちだけど、はっきり言ってアドバイザーなどが居ない状態で、何の前情報もなしに原始に続く穴を攻略するのは不可能に近い。
 もっと不思議というワードに拘りすぎて変に意地を張ると、逆に遠回りになったり最悪クリアできなかったりするので要注意だ。



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