【Day 4】僕たちはどうやって理想の土地を探したのか?
【今回の内容】
▶空き家バンクには全国の空き家と空き地が沢山!!
▶数十万〜で買えるものも!?
▶周辺の様子はgoogle map や移住ブログで確認。
▶「東京は進んでいて、地方は遅れてる」はもう古い。実は地方に未来があるかも?
▶旅先で偶然出会った洞爺湖。ここに住みたいと ”ピン”と来る。
▶最初はログハウスを買おうとしたけれど。
▶水の湧く空き地を見つけ、それが決め手に。
▶土地や家の売買は仲介業者なく、個人間もできる。
▶地元の人に聞けば掘り出し物があるかも。
▶最後はその土地とじぶんに繋がりを感じられるかが大事。
▶じぶんたちの願いを明確に意識できると、土地に呼ばれるかもしれない。
【ご紹介】
結婚5年目のゴースケとカナは都会から湖畔の森に移住しました。この番組では、ふたりがBlue Village という小さな理想郷をつくろうと日々試行錯誤しながら学んだこと、体験したこと、気づいたことなどをシェアしていきます。
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-- podcast 配信したものをざっくり文字起こし+写真を追加したものです--
ご:今日で4回目の放送ですね!やっと少しずつ慣れてきたかな。
か:そうですね。
ご:さぁ、今日の放送なんですけれども、前回の放送でね「小さな理想郷の立地条件」的なお話をさせてもらったと思うんですよ。
か:私たちの個人的なね。
ご:そう、あくまでぼくらのね。理想郷って人によって違うと思うのでね。ただ今は移住を考えている人も多いし、僕らのように自然の中で暮らすことを願っている人もいるんじゃないかなと思ってお届けしています。
そして今日はですね、前回出した「理想の立地条件」の探し方についてお話していけたらと思います。
か:はい。よろしくおねがいします。
ご:はい、というわけで、まず僕たちがこの場所をどうやって見つけたかというお話をしていければと思います。
か:そうですね。
ご:僕たちの場合は地方暮らし欲求が強かったのは、どちらかといえば加奈のほうでね。
か:そうそう。私は畑をやりたかったり、自然の中で過ごすのが好きだったから。
ご:僕は田舎出身だし、あんまり畑仕事とかに関心はなくてね。東京に出たらなんか面白いことあるんじゃないかと思って大学から上京してきてたから。ただ海外にはよく行ってたし、海外移住はちょっと夢見てるところがあったかなぁ。
か:そうだよね。うーちゃんはどちらかといえば海外志向だったよね。
ご:うん。完全にね(笑)今も旅行で行くのは好きだし。
か:私は前回も話したけど、震災の時にオーストラリアにいて、放射能のことを結構言われてたんだよね。東京でも危ないから、帰らないほうがいいよ。って。それで、そうなの?って思って色々調べてたから、その問題がすごく気になってしまっていた。
ご:そうだよね。ガイガーカウンターもって測ってたりしたもんね。
か:そう。空間線量測ってたね。今思えば、神経質になってしまっていたなあ。とも思うけど、やっぱりそこで暮らし続けるとなると数値も気になってしまう。
ご:それでなるべく数値が低いところに行きたいっていうのもあったんだよね。
か:うん、安心して暮らしたいという思いもつよくて、それも大きかった。
ご:まぁ、そういうわけで最初は加奈がネットで調べまくってたよね。全国の空き家を調べてね。各地のこと詳しくなってたよね。
か:うん。
ご:ネットで調べてみてどうだった?
か:数十万〜数百万の値段で土地とか空き家が売られていることにびっくりした。
ご:家ってもっと高いものだと思ってたよね。良さそうな物件を見つけたらどうしてたの?
か:Google Mapで周辺の様子を見たりとか、その街に居住した人のブログを読んだりしてたよ。あとはその土地の不動産屋さんにメールして問い合わせたりとかね。
ご:うんうん。そういうのよくやってたよね。なんだかんだと3年ぐらいはそういうことしてたんじゃない?
か:してたと思う。だから全国の移住情報にすごく詳しくなった。
ご:そうだよね。でもやっぱり調べてるだけじゃ、なかなか移住するってところまではいかないんだよね。
か:うん。私の方が移住願望強かったけど、うーちゃんは最初そこまでじゃなかったしね。
ご:そうそう。東京での仕事もあったし、なんだかんだその生活に慣れちゃってたし。それに海外ならまだしも、地方に行くことってなんかちょっと後ろ向きな感じがあったんだよね(笑)
か:後ろ向きな感じ?
ご:そう。東京は進んでて、地方は遅れてる、みたいなそういう価値観がまだあったし。やっぱり東京に出てきてるから、ここで仕事して一旗上げたい!みたいなね。そういう欲求みたいなのも強かったんだと思う。実際に東京には人がいるからね。人と出会うには最高の場所だと思うし、できることが多いと思う。
か:たしかに、そうだよね。
ご:そう。でもパーマカルチャーのことを勉強したりして、もしかして自然の循環の中で暮らす生き方や地産地消って今こそ地球には必要だし、これだけ個性が大事と言われている時代に、自由に自己表現がしやすい田舎って、実は一周回って最先端になんじゃないのかなって思うようになった。
それで実際にいろいろ行ってみると、センスいいなと思える人が結構いることがわかった。それで田舎で暮らすのもいいかもしれないと思えたんだよね。東京で10年暮らして、もうそこで出会うべき人たちには出会った気もしたし。
か:なるほどね。入籍してから物件を実際に見に行ったりしたよね。
ご:うん、結婚していよいよ二人で暮らしを作っていく段階になって、じゃあどこで暮らそうかと実際に見に行ってみるようになったね。
か:旅行のついでで、みたいな感覚もあったかな。今まで調べてたところで、行ってみたいところをリストアップしてね。そういう場所は観光地になってたりするからね。
ご:いろいろ行ったよね。でもどこもあんぱりピンとこなかったんだよね。
か:そう。いいなと思うところは値段が高かったりしてね。
ご:うん。でもそうこうしてるうちに偶然、洞爺湖に旅行で来ることになって。
か:そうそう。それは全然土地探しとか関係なくね。
ご:うん、塾の生徒のお母さんから、結婚のお祝いで飛行機のチケットをもらってね。なんとなく湖に惹かれて洞爺湖に来たんだよね。
か:そう。それでここの美しさに一目惚れしてしまった。
ご:ね。「ここで住みたい。」って思った。あれだけ色々探して条件も考えてたけど、なんか一瞬だったよね。
か:うん。でもここには求めてたものが全部あったんだよね。それからまた空き家バンクで周辺の空き家とか土地を探したり、何度かここに通って探すことにした。
ご:最初は空き家バンクで見つけたログハウスがいいねってなって。雪の中、わざわざ見に来たよね。車では上がれないようなところでさ。必死になって雪道登ったもん。
か:うん。すごくかっこいいログハウスで値段もなんとか自分たちで買えるぐらいの金額だったんだけど、でもそこは夏用の別荘だったし、ちょっと古くなってた。1年を通して暮らせそうになかったし、畑もなかった。
ご:そうそう。しかも家の中を見せてもらうと、ちょっと床が傾いてたりしてね。DIYなんてやったこともなかったから、これを自分たちで修理するのは難しそうだなと思ったんだよね。
か:そう。それで結局そこは諦めたんだよね。
ご:で、修理できないのはじぶんたちにスキルがないからで。空き地を買って、2拠点生活でじぶんたちで小屋でも創るところから始めたらいいんじゃないかって思ったんだよね。安直だけどw
か:ね。それでまたしばらく探してたら今度は空き家バンクで空き地を見つけてね。空き家バンクは町が運営してるから、電話したらその持ち主の地元の方を紹介してくれて。その土地には水が湧いていることがわかって。もう、それが決め手になった。
ご:水源は大事だって、ずっと言ってたもんね。
か:うん。安心して飲める水が手に入るって本当に大切なことだと思う。
ご:うん。そうだよね。実際、そのあとのキャンプ生活でも水があったのは本当に助かったよね。
か:本当によかった。
ご:それでもう出会って3日ぐらいで、すぐにその持ち主の方と契約したんだよね。そのときになってわかったことだけど、実際に土地や家の売買ってのは不動産会社を通さなくても個人間でできるんだよね。
登記するにときには、司法書士さんにお願いする必要もあるけどね。手数料もかからないし、相手との関係性がしっかりしてれば、個人間でやりとりするのもいいんじゃないかなと思う。
か:地元の人が売りに出していない、いい物件も結構あったりするからね。そういう意味でも地元の人と直接やり取りするほうが、よかったりすることもあると思う。
ご:そうだね。さぁ、ここまで話してきたけどなんか懐かしいね。いろいろリサーチもしたし、実際に見に行ったりもしたんだけど、結局最後は偶然の出会いだったというね。案外そういうものかもしれないよね。
か:そうね。その土地と自分の繋がりのようなものを私はすごく感じたから。ずっとここにいたいなと思ったし、すごく懐かしい気持ちにもなった。
ご:いろんな条件を考えて移住先を検討してたけどね。偶然、ここに来て結局は二人の意見が完全に一致したもんね。ここなら理想の暮らしができそうだと。
か:うん。そういう意味で理想の土地を選ぶときに、何が大切なのかなと考えると、やっぱりそれぞれが自分の願いに正直でいて、お互いにそれを理解できてるというのは本当に大事なことだと思う。そういう状態でいれると、自然と土地に呼ばれるのかもしれないなと思う。
ご:たしかにね。まさに内側が外側を創り出すだね。リサーチしたり、二人でたくさん対話したりして願っていることが明確になってきた頃にちょうど出会ったもんね。じゃあ、今日はこのあたりで。
か:うん。最後まで聞いてくれてありがとうございます。Youtubeでは「湖はんの森ぐらし」というチャンネルで動画をアップしていますので、よかったら是非ご覧ください。
ご:はい、今日もありがとうございました。それではまた次回をお楽しみに!!バイバイ〜!!
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