[第7回] 大人になった僕らは
やったぜ7日連続………嘘です寝落ちしてました。
青春の始末より「大人になった僕らは」 まずはこのアルバムについて。
「シアロア」「君嘘」「青春」このアルバム三つには共通点があって、それは物語性があって主人公がいること。でも違いはその「主人公」という点。
○「シアロア」ではそれぞれの曲に対してそれぞれの主人公がいること。
○「君嘘」の主人公は誰かであり、その誰かは自分にもなれる。
○そして「青春の始末」は田口囁一さん自身 と考えています。
「シアロア」「君嘘」は囁一さん自身が歌の仲介人のような語り部のような歌い方をしている気がしています。でも「青春」は本人が主人公であるためそこを気にしていないような歌い方、言葉選びをしているような気がします。だからこそ「シアロア」「君嘘」よりもよりストレートに曲が伝わってきました。
そんな青春の始末、二曲目の「大人になった僕らは」
「消化できない感情が邪魔だ 理性でねじ伏せてみる」
「大人になった僕らは 前ならえの覚悟を決めろ」
青春の始末の「大人になった僕らは」「黙るしか」は負のエネルギーだけで作り上げた曲だと考えています。そしてそれに惹かれる自分がいます。言いたいことを言っている、それを音楽にしている、自分にはそれがまだできないからこそ惹かれているのかもしれないです。
「ああ あなたも同じ悲しさを抱いて生きてきたんでしょう それなら僕にもいつか涙を止めて話せる日が来る そうでしょ ねえそうでしょ?」
この考え方が好きです。マイナスの考えにマイナスの考えを掛け合わせてプラスの考えにするやり方。こういった考え方が僕みたいな人には一番説得力がある。僕自身もこういう考え方ができるようになりたい。以上。
次回は「42219」です。
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