[第16回] 孤独の分け前
高校の頃の友人が遊びに来てます。
孤独の分け前、命の歌。そういえばこの曲にも救われたことがあります。
死にたいと思っていた当時にあるライブがありました。その時に流れたのがこの曲。
当時の僕はこんな命を無駄に消費するなら明日を生きたかった誰かにあげるのが一番いいのではないかと本気で考えていました。自分を犠牲にするだけで誰かが幸せになれるのならいいのではないかと。でもそれをすることはできない。差し出そうとした命。でも誰も受け取ってくれない。手元に残ったこの命、孤独な命。でもそれはもうただの命ではない。僕が受け取らなければいけない命なのだ。
「ちゃんと生きろよ。」そう言われたような気がしました。まあ囁一さんにそう言われたら生きないといけないな、と思い今もまだ何とか生きています。
そしてこの歌詞を借りるなら僕は今ここに書いていることを「大切に忘れていく」必要があります。
いつかここに書いてあることを懐かしむためにも生きていく必要がある。どうやら僕はこれからしばらくは何とか生きていけそうですね。
短めのお話になってしまいましたがすごくいいことがかけたような気がしたので良しとしよう。次回は「後夜祭」です。