[第25回] その果て

 特に予定もないのに早起きできたのが久々

 この曲が一番好きです。どこをどう切り取っても好きです。歌詞全部載せたいぐらい全部好きですけど怒られるのでやめます…。

 この曲は「君の嘘とタイトルロール」に対しての「囁一さんが出した答え」だと思います。その答えの内容は決して嘘がなく優しさが含まれています。それに囁一さんの言葉でだからこの曲が一番好きなのかもしれないです。

 ○嘘ではないと思ったところ
  「心配ないさなんて言えないけど 僕ら明日にまだ繋がっていて」
  「都合よく世界は終わらない 無情に続く」

 ○優しさ
  「過ぎた日々は少しだけ優しい こんな僕にも 
   悲しい日のこともいつしか記憶に溶けて」
  「伝わらない言葉はきっと 生き方の違いだ」
  「知っている形とは違うけど光はあるってまだ信じてみてもいいかな」
  「メッセージなんてありはしないけどこんな僕だってまだ歌うたってる」

 ○答え
  「風に吹かれてどこへでも行こうレールなんてない時代さ」
   「帰る場所があったならそれを忘れないうちにどこか遠くへ」
   「僕の言葉で生きてみよう知らないこともまだ溢れるけど」
 

 こんな感じですかね。(けっこ載せちゃった…) 特に答えの「僕の言葉で~」っていうところ。「後夜祭」でも同じこと言っています。このときから「青春の始末」の準備は出来ていたのでしょうかね。あと「帰る場所があったなら~」の帰る場所というのは感傷ベクトルで作ることができたのでしょうか。

 前にも言いましたが感傷ベクトルの曲は現在進行形で抱えている傷の存在を認めてくれる曲です。この曲の一部もそうですが残りの部分は違います。それは「これからどこへ行こうか」という未来へ向けた曲です。(少し大それた言い方ですが) それがほかの曲と違う所です。さきほどあげた「帰る場所~」「僕の言葉で~」がその部分であり、僕が学んだことでもあります。多分これはほかの人からでは学ぶことは出来なかったと思います。囁一さんだからこそ説得力があったのだと思いますし、僕の中での感傷ベクトルの集大成の曲だと思っています。出会えてよかったです。でもここで終わりではないです。「都合よく世界は終わらない」です。今はこの曲を超えてくれる曲を待ってます。

 ※余談その1
  青春の始末後夜祭day3でセトリであったのですが「その果て」からの「後夜祭」の流れが最強です。もし手元にどちらもあったら聞いてみてください。
 ※余談その2
  これもライブの話ですが、イントロ部分を囁一さん一人で弾くところもおすすめ。自分で始めた物語を自分で終わらせに来ている感じが好きです。dvdの「一人の週末」でもやっていますのでもしこちらもよかったら。

 今回のお話が一番時間がかかりました。時間がたくさんあったからというのもありますけど、いいものができたかな。次回は「リユニオン」です。

 

 

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