[第17回] 後夜祭
お待たせしました。
ついに来ました「後夜祭」。「青春の始末」の、「感傷ベクトル」の終わりの曲。自分の人生を譜面と例えてこれからどう書いていくかを歌った歌。
「ああ人生を語るには早すぎるが
いつかはこの屈託も形を変えるから
今日の僕らが抱えてる生きづらさを
今日の僕らの言葉で残せばいいだろう」
これが囁一さんが出した答えなのでしょう。初めて聞いたときは鳥肌が立ちましたし、今もこの言葉を胸に自分が今思っていることは自分の言葉で残していきたいと考えています。
さてこの曲は先ほども言った通り「青春の始末」の終わりの歌です。僕は現在大学4年生で来年から社会人です。一般論から青春というのは学生時代のことといわれていることが多いです。つまりは僕は来年の3月までに青春を始末しないといけないことになってしまいます。しないといけない、なんてあまり思っていないのですが、青春を始末するとは僕にとってどういうことになるのだろうと考えています。
つい先日、僕は昔所属していたサークルの後片付けをしていました。その片づけていた物はぼくにとっての青春でもありました。そして後片付けが終わったとき自分の居場所がなくなったかのような寂しさを感じました。ああまさにこれが「青春の始末」なのだと。
帰ることができる場所を去ること、それが僕にとっての青春の始末だと思います。
(「その果て」に近いですね。「帰る場所があったならそれを忘れないうちにどこか遠くへ」)
うーーん、なんだろう…思ってた以上にこの曲を語るのが難しいです…。ちょっとこの曲は次回以降に持ち越しでもいいですかね?もうすこし言いたいことがまとまったときにあげなおしたいです。
次回は「境界線上にて」です。