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感傷ベクトルについてあれこれ

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タイトルの通りです。基本的には感傷ベクトルの曲について語っていきます。
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#感傷ベクトルについて語りたい

[0年目]感傷ベクトル/田口囁一さんの思い出を振り返る

最近noteに何か投稿したいなと思っていたのでそろそろ今までの思い出を振り返ってもいいのかなということで始まりましたこのコーナー。
…とはいいましても3年ぐらい前にTwitterでも同じことをしてモーメントにもまとめましたのでどっかで見たことあるぞ、となるかもしれないです。そんなあなたは私の古参です。おめでとうございます。まあそのモーメントは今となっては恥ずかしくて見直すことができないんですよね…

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[第34回・最終回] 退屈の群像

 ついに最終回です。

 漫画の話では「深海と空の駅」の主人公である千波のお父さんが今回は主人公です。おっさんです。周りからみると一人浮いてます(笑) ゴシップ雑誌のライターとして働いていて家族を養うために働いています。作中では「主役であることを早々に諦めて生活に飲み込まれるのを良しとしてきた」と言っています。まさに「退屈の群像」の一人です。
 

 醜い話ですが僕は常に誰かの主役でありたいと思っ

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[第33回] ストロボライツ

 昨日は久々に大学生しました。

 シアロアの始まりの曲。アニメのopみたいな爽やかソングです。たしか僕が感傷ベクトルに出会って二番目に聞いた曲なはず。「チルドレンレコード(本人と弾き語ったやつ)」が一番最初に聞いた曲でそこからリンク踏んで出会ったはず。クロスフェードのほうを先に聞いたのだっけかな。

 この曲はライブで聞くのが本当に楽しいです。音楽というものを五感全てで感じることができるのでライ

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[第32回] twilight(s)

 アルコール6%は飲めませんでした…

 新しい曲調だな~って感じです。楽しい曲。「ドレミとソラミミ」が一番雰囲気似ているかな。この曲はまだライブで聞いていないので今度のワンマンあたりで聞いてみたいな。
 

 森澤さんの歌。「ラストシーン」で小西と由紀ちゃんのそれぞれの星をつかった表現の仕方について話しました。さて今回森澤さんはというと…
 「消えない星に手を伸ばそう」
 「夜明け前の僕らは同じ

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[第31回] none

 晩御飯何にしようか

 「今なぜ僕はこの位置を愛せないのだろう」
 第一声のこの歌詞に刺されました。この言葉が刺さる人は感傷ベクトルそのものを好きになれると思います。

 囁一さんの中にある劣等感の塊であるサエの歌。サエはシアロアの中で一番好きですね。見てて楽しいです。もっともっと曇ってほしいです。そしてその先にある答えに辿り着いて欲しいです。参考にしたいので…。(あと黒縁メガネが似合ってていい

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[第30回] ラストシーン(cut:B)

  昨日は後輩とスマブラしていました…。

 「シルク」と対になる曲という扱いでいいんですかね。それとも「シルク」とこの曲と「twilight(s)」の三竦みといった方がいいかな。
 あっでも「ラストシーン」という無印版の曲もあるから四角関係になるのか…?

 夏の星を想っている人を想う冬の星の歌。うーん恋バナ。星を使った表現がうまいんですよね。
 小西→森澤 「君が見落とした流星の一つ」
 由紀

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[第29回] 前夜祭

 今年の日本、災害がやばすぎる。

 「青春の始末」から「前夜祭」です。終わりの始まりの曲です。うーん何を語ろうとしてもこの曲は終わりの始まりの曲としか言えない…。まあ「後夜祭」に対しての伏線みたいな曲ですし。
 そういえば僕にとって「前夜祭」はいつのころだったのだろうか。「後夜祭」の曲が刺さるということは「前夜祭」がどこかにあったはず。うーんよくわからない…。気がついたら始まっていたのですかね…

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[第28回] ひとりの週末

 初の一日二回投稿。

 君嘘シリーズも最後となりました。「ひとりの週末」。最後がこれというのも縁があるといえるのかないといえるのか…。

 アコースティックギターかメインのゆるーりとした曲。雰囲気は名曲「ちぇけら」に似ています。まあ中身は全然違うけど。でもこういったゆるふわ系はもっと聞いてみたい。ツイッターとかで弾き語りとかしないかな。

  歌詞は当時のマネージャーの当てつけらしいですね、最高

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[第27回] 僕の嘘とエンドロール

 台風やばいですね。

 誰かの物語「君の嘘とタイトルロール」の最後の歌「僕の嘘とエンドロール」。僕の物語を君の物語にしてもいいんだよって歌。

 「ありふれた手品でもいいんだよ騙されてみてよ
  狂おしくなったり叫んだりしようよ」
 この歌詞の「手品」というのは僕の中では「人生」ではないかと思います。
 どこにでもある人生でもいいんだよ騙されてみてはくれないか。
 僕の人生は客観視しなくてもあり

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[第26回] リユニオン

 心が病んでいる。

 リユニオン、初めて感傷ベクトルで泣きそうになりました。泣いてはいない。まあもともと泣くことが少ない人なので。だからこそ自分の中では泣きそうになったってのは珍しいんですよ。

 この曲がトップ5に入っている理由は「最大瞬間風速」が大きかったことですかね。のっけから鳥肌立ちまくり。あ、初めて聞いたのはLINE漫画でのpvです。

 素材を余すことなく使っていて愛を感じます。

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[第25回] その果て

 特に予定もないのに早起きできたのが久々

 この曲が一番好きです。どこをどう切り取っても好きです。歌詞全部載せたいぐらい全部好きですけど怒られるのでやめます…。

 この曲は「君の嘘とタイトルロール」に対しての「囁一さんが出した答え」だと思います。その答えの内容は決して嘘がなく優しさが含まれています。それに囁一さんの言葉でだからこの曲が一番好きなのかもしれないです。

 ○嘘ではないと思ったとこ

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[第24回] 桜

 今年もあと4か月で震える。

 ド直球ソング桜。サビのところのテンポが風で散っていく桜を思わせてくれます。いいよね。
 この記事を書くにあたって改めて歌詞を見直したのですが、サビの部分の「この想いをこの痛みを連れてってよ 
 花になってさ 散らして風にのせて飛ばして」
 というところが囁一さんにしては珍しい言い方しているなと思いました。願いを何かに込めるというのは「シルク」でもありました。でも歌

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[第23回] 人魚姫

 八月最後に大きな雷。

 シアロアシリーズは久しぶり?ですかね。「人魚姫」です。原作は赤坂アカ先生の「水没人魚」です。それは読んだことがないな。

 うーんこれといって特に思い入れが…。あ、でもメロディが好きですね。noneから人魚姫って流れがいいです。noneで荒れたあとに人魚姫で一息落ち着く。そのあとにラストシーンでまたピアノ曲が流れる。
  アルバム「シアロア」を買ったのが僕の感傷ベクトル

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[第22回] 終点のダンス

 一か月かけて「星空の16進数」という小説を読み終えました。

 この「終点」というのは「生者の更新」で乗ったバスがたどり着いた先のことだそうです。この流れ好きです。歌詞としては「生者の更新」で抱えていた悩みを解決することはできず自暴自棄になった、といったところでしょうか。イメージとしては夕焼けの砂浜で一人踊り狂っている「自分」とそれを見て微笑んでいる「君」がいるっていう感じです。こういったシーン

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