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アクセス分析①

①アクセス分析


アクセス解析とはそもそも何をするもの?

Webサイトの閲覧状況を探ることがアクセス解析です。
Webサイトを公開していると、アクセスされたときの記録が残ります。
見やすくするためのしくみがあります。このしくみを使って、
Webサイト運営中に出てきた多くの課題のなかから、改善できるようになります。優先的に改善すべき課題が明確になります。
アクセスされた基本的な情報が把握できるからです。

ページ閲覧数や訪問者数が分かる

最も気になり、わかりやすい情報です。
専門用語では、ページ閲覧数は「ページビュー(PV)数」、
訪問者数は「ユーザー数」と呼ばれています。
また公開しているWebサイトのページ毎に、閲覧回数がわかります。
訪問者数も明らかになります。

細かいことですが、ページ閲覧数と訪問者数は同数にはならないときがあります。Webサイトにアクセスしたとき複数のページを閲覧した場合は、
ページ閲覧数は増えていきますが、訪問者数は「1」のままになるからです。
ページ閲覧数や訪問者数の統計により、Webサイトが閲覧されている傾向がわかってきます。充実したいページの構想づくりにも役立ちます。
数字の大小に一喜一憂することはありません。

どこから訪問したかが分かる

どのような経路で、自身のWebサイトにアクセスされたが分かります。
専門用語では「参照元」と呼ばれています。
インターネット上の膨大なWebサイトの中から、
なぜ自身のWebサイトにアクセスされたかを推測できます。

例えば、自身のブログ記事を誰かが紹介していて、それを知ったさらに別の人がアクセスしていることがわかります。
またニュースサイトで取り上げられたり、広告出稿していた場合にそれを見て来たことがわかります。これで実施した広報や広告の効果が測定でき、
これからの対策に役立てることができますね。

どんなデバイスで見ているのかが分かる

PCやスマートフォン、タブレットなど、どのようなデバイス(機器)で
アクセスされたかが分かります。
これらは画面サイズだけでなく、使い方が少しずつ違います。
そのため、アクセスの多い手段に合わせてデザインなどを改善すれば、
より利用されやすいWebサイトに生まれ変わることができますね。

どのようなキーワードでアクセスされたか分かる

Webサイトの訪問者が、どのような行動で目的を達成したか
(または達成しなかったか)をおおよそ知ることができます。
例えば、何かの申し込みや問い合わせが完了できたか、
それとも中断してしまったか知ることができます。

Webサイトのアクセス解析をする前に知っておくべき用語

PV(ページビュー)

PVは、Page View(ページビュー)のことで「ピー・ブイ」と呼ばれます。PVは、Webサイトのある特定のページが見られた(閲覧された)回数を指します。たとえば、Webサイトのトップページが本日20回見られたとしたら、本日のトップページのPVは、20PV(ピーブイ)です。

セッション数(訪問数)

セッション数は、訪問者がWebサイトに訪問した回数を指し、訪問数やアクセス数などと呼ばれることもあります。
「1人の訪問者がWebサイトに訪れて、Webサイト内のいくつかのページを閲覧し、Webサイトを去る」
上記で、1セッションと計測されます。

UU(ユニークユーザー)

UUは、Unique User(ユニークユーザー)のことで、
「ユー・ユー」と呼ばれます。UUは、Webサイトに訪れた訪問者(ユーザー)の数を指し、同じ訪問者が何度Webサイトに訪れても、1UUと計測されます。
たとえば、あなたはリサーチ目的で競合企業A社のWebサイトに、本日5回訪問したとします。5回訪問していても、あなたが1日で訪問した数は1UUと計測されることになります。

CV/CVR(コンバージョン/コンバージョンレート)

CVは、Conversion(コンバージョン)のことで「シー・ブイ」と呼ばれます。Conversion(コンバージョン)を直訳すると「変換」「転換」「転化」といった意味ですが、Webサイトのマーケティングにおいては、「Webサイトを訪問したユーザーが、設定した目標を達成すること」を指します。
コンバージョンには、お客様登録や資料請求、お問い合わせ、商品購入などがあり、何をコンバージョンに設定するかは企業によって異なります。
また、CVRは、Conversion Rate(コンバージョンレート)つまり、コンバージョン率のことで、一般的に「シー・ブイ・アール」と呼ばれます。

離脱率

Webサイトを訪れた訪問者(ユーザー)が他のサイトへ移ったり、Webサイトを表示するブラウザを閉じて離れることを、「離脱」といいます。ユーザーがどれくらい離脱しているか?のパーセンテージは「離脱率」として計測され、把握することができます。

離脱率が高い場合は、なぜ離脱が多いかを分析し、なんらかの施策を立て改善する必要があります。

直帰率

Webサイトを訪れた訪問者(ユーザー)が、最初に着地した1ページだけを見て、(他のページを閲覧することなく)サイトを離れることを「直帰」といいます。
ユーザーがどれくらい直帰しているか?は「直帰率」として計測されます。直帰率と離脱率の違いについて、くわしくは下記の記事で解説しています。

回遊率

訪問者(ユーザー)が、Webサイト内のページをどれだけ(何ページ)閲覧したか?を示すレートが「回遊率」です。

回遊率が高いWebサイトは、ユーザー満足度が高いとされており、逆に回遊率が低い場合には、なんらかの施策を行い、回遊率を高める必要があります。

LP(ランディングページ)

LPは、Landing Page(ランディングページ)のことで、Webサイトのアクセス解析においては、Webサイトに訪れた訪問者(ユーザー)が最初に見るページを指します。
ただし、LP(ランディングページ)という言葉は、アクセス解析以外のシーンでは別の意味で使われています。商品やサービスの注文、またはお問い合わせを、ユーザーに積極的に促すための特設Webページも、LP(ランディングページ)と呼ばれています。これら2つは、混同しないようにしましょう。


まとめ

アクセス分析を実行していくと
店舗の状態や状況がみえてきます。
大切なことなので、欠かさないで実行していきましょう♪


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