yahooショッピングを運用していく為に③
広告について 2月17日更新予定
国内でも随一の集客率を誇るヤフーショッピングですが、
効果的な運用を行うためにはヤフーショッピング広告の導入が必要です。
以下ではヤフーショッピング広告の種類や各種のメリット・デメリット
などについてご紹介していきます。
ヤフーショッピング広告の種類は以下の4つになります。
ヤフーショッピング広告の種類
バナー・テキスト広告(ディスプレイ広告)
アイテムマッチ(ストアマッチ)
ソリューションパッケージ
PRオプション
バナー・テキスト広告(ディスプレイ広告)
バナー・テキスト広告とは別名ディスプレイ広告とも呼ばれ、
ヤフーショッピングのトップページや総合ランキング、
全検索結果に設けられている広告枠などに掲載される広告のことです。
多くの人の目につくところに掲載されるため、
ヤフーショッピング広告のなかでも圧倒的な集客を見込むことができます。
ヤフーショッピングバナー広告・テキスト広告の中でも、
以下の2種類に分類されます。
バナー広告・テキスト広告の種類
通常広告と促進広告
通常広告は、季節などに関係なく常にトップページにある広告枠が
多く用意されています。ヤフーショッピング内でも商品やショップの
認知度を高めるには最適な広告形態です。
促進広告は「お中元」や「おせち」など、
季節性の高い特集に掲載する広告枠が多い傾向にあります。
季節限定の商品を出品する際にはおすすめの広告形態です。
ディスプレイ広告のメリット・デメリットには以下の項目があげられます。
メリット
入札すれば必ず掲載される
ショップの認知度を上げることができる
デメリット
広告掲載の費用は30000円からなので、他の広告形態に比べて
コストがかかる
掲載枠や掲載期間によって費用が大きく変動する
【効果的な運用方法】
バナー・テキスト広告は、検索履歴などによってパーソナライズされる
広告形態ではありません。そのため商品お得なクーポンやポイント施策
などと組み合わせて広告を出向すると、
商品の売り上げに繋がりやすくなります。
アイテムマッチ広告(ストアマッチ広告)
アイテムマッチ広告とは、ヤフーショッピング内の
リスティング広告のことです。
例えば、利用者が「マウスウォッシュ」という商品カテゴリーを
ヤフーショッピング内で検索したときに、検索結果ページの
「ストアのイチオシ」という欄に表示されている商品が
アイテムマッチ広告によって表示されている商品ということになります。
以前まではストアの名前や、具体的な商品名などの特定のキーワードに
関する検索結果ページに対してもそれに関連する商品として
「ストアのイチオシ」欄に広告を出稿する広告形態も存在しました。
こちらの広告形態とアイテムマッチ広告を合わせてストアマッチ広告
という名称がありましたが、現在では商品のカテゴリーに対して
入札するアイテムマッチ広告のみの提供となっています。
アイテムマッチ広告のメリット・デメリットは以下の通りになります。
メリット
最低入札単価が10円~なので、低予算で広告運用を始めることができる
入札順位を広告設定画面で確認することができる
デメリット
キーワードに対してではなく、商品カテゴリーに対してしか
広告の入札をすることができないので、
細かいターゲティングができない
【効果的な運用方法】
アイテムマッチ広告を利用して上位の広告枠を獲得するためには、
入札価格をいくらに設定するのかというのが非常に重要な鍵と
なっています。
アイテムマッチ広告では、「いくらで入札すれば何位の広告枠に
表示されるか」が自動で計算されます。
そのためアイテムマッチ広告を利用するときには、
どの順位の広告枠に商品が表示されたら売上に繋がったと
感じることができるのかを見極めつつ運用を行っていくことが大切です。
ソリューションパッケージ広告
ソリューションパッケージとは、Googleの検索結果ページや
Yahoo!Japanのとトップページなどヤフーショッピング以外の
広告枠に広告を配信することができる形態の広告のことです。
その他の検索エンジンの検索結果ページへの広告の掲載を可能に
することによって、「欲しい商品はあるが、どのECショッピングモールで
購入するのかは決めていない」という消費者を、
ヤフーショッピングへ誘導することができるのが
ソリューションパッケージ広告の最大の特徴です。
加えて、1度ヤフーショッピングで自社の商品を閲覧していた
利用者が他のWebサイトを訪れたときに、
「前回ヤフーショッピングで利用者が見た商品」+「お勧め商品」を
表示させることも可能です。
このような広告の配信の仕方をリターゲティング配信といいます。
ソリューションパッケージ広告のメリット・デメリットは
以下通りになります。
メリット
ヤフーショッピングの外部から新規顧客の獲得が狙える
広告の入稿の手間が少ない
デメリット
Googleに広告を表示したい場合には審査がある
リターゲティング広告は短期間の運用では効果が出にくいことがある
【効果的な運用方法】
ソリューションパッケージ広告は、配信の設定を行ってから
実際に広告が配信されるまでに2日~2週間程のタイムラグが生じます。
それに加え、リターゲティング配信の場合はその効果を感じるまでに
時間がかかる場合があります
そのためソリューションパッケージ広告を利用する際には
長期的な運用を前提に、どの商品から売り出していくのかなど、
細かいスケジューリングをしてから配信を始める必要があります。
PRオプション
通常、検索結果ページなどの広告掲載欄の上位枠にどの商品が
広告として掲載されるかは、その広告の入札額、
商品説明やショップページの見やすさなど様々な要素によって
決定されます。これらの要素がスコアによって評価され、
そのスコアが高い商品の広告から上位の広告枠に表示されます。
PRオプションとは、スコアを上げるために設定することのできる
料率オプションのことです。
PRオプションの料金形態はコンバージョン型課金広告で、
商品が売れたときにのみ発生するシステムとなっています。
その料金は「販売価格×料率(%)」で求めることができます。
料率は1.0%~30.0%までで、0.1%刻みで設定をすることができます。
PRオプションのメリット・デメリットは以下の通りになります。
メリット
コンバージョン型課金広告なので、購入されない限り広告費がかからない
一定の料金よりも料率を高く設定すると、
Yahoo!プレミアム会員等の有料ユーザーにさらに表示されやすくなる
デメリット
PRオプションの料率をどれだけ高く設定しても、
商品名やキャッチコピーなどの要素もYahoo!に評価されなければ
上位枠を獲得することができない。
【効果的な運用方法】
広告の掲載枠の決定には、広告の入稿の為に払っている料金以外の
要素も大きく関係してきます。PRオプションも同様で、
どれだけ料率を上げてもそれ以外の要素が評価されなければ
費用対効果を全く感じられない結果となってしまいます。
そのためPRオプション以外にも商品名やキャッチコピーの調整、
ストアマッチ広告などと併用して運営を行うのがおすすめです。
まとめ
ヤフーショッピング広告の種類やメリット・デメリット、
効果的な運用方法についてご紹介いたしました。
それぞれの広告形態の特徴を踏まえたうえで
広告運用を行っていくことが、ヤフーショッピングで売上を
上げていくためには必要不可欠です。
この記事がヤフーショッピングを利用する際の参考になれば幸いです。
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