bluette antiqueについて
ブルーエットアンティークをオープンして、約2カ月が経過しました。当ショップについてご紹介をきちんとしていなかった事に思い至り、年始に「思い」を書きたいと思います。
ブルーエットアンティークは、天体、クラフト、旅が好きな男性店主と、インテリアコーディネーターの資格を持つ、アンティークが好きな女性バイヤーの二人で運営しています。
旅の中で出会った、手仕事を感じられる古いモノや、名も無き誰かが大切に所有していた小さな宝物を、次に大切にして下さる方への橋渡し、黒衣として存在しています。
ショップの基本的な方針としては、
・心惹かれるフォルム重視
・現在を生きる私たちに似合うものか
・本当に欲しいと思って下さる方への橋渡し
・「セール」のタグを貼らない
・価格に責任を持ち、開示する
大まかにはこの5点です。
自身にとっての宝物は、必ずしも「状態が新品に近い」というものではありません。欠けや歪みがあっても、一目惚れしてずっと大切にしているものはありますし、完璧なコンディションであっても心惹かれないものもあります。
そして、「セール」についてですが、私は自分の宝物に、「セール」のタグを背負わせたくないんですね。しかし、在庫としてずっと残っているより、大切にして下さる方の元へ行った方が、ジュエリーも喜ぶだろうという観点から、DMを頂いた方とのやりとりで、価格を再設定するものも有ります。
また、ショップの美観上、多くを掲載するのではなく、時々によって掲載するものを変更するということもしています。(同じ写真が再度掲載された場合は、2つ同じものがあるのではなく、在庫として既にあるものです)
そして、最後、「価格に責任を持ち、開示する」ですが、多くのアンティークショップは販売・売り切れと同時に、価格を消してしまったりします。ユーザーの立場から、それにはずっと疑問を持っていました。
もちろん、同じようなものでも、その時々の仕入れで価格が変動してしまう事は多々あるので、そこはご理解頂きたいです。
またお客様のご希望で価格を伏せる事もあります。しかし、基本は「価格に責任を持ち、開示する」方針です。
ブルーエットアンティークでは、仕入れ価格(運送費・関税等含む)+ショップ運営費を頂いております。お客様の喜ぶ顔を想像しながら、仕事をするのが好きです。今後も初心を忘れずに、丁寧な接客を心掛けていきたいです。
ブルーエット「bluette」というショップ名は大好きな色の名前です。
2021年は店名のブルーにちなむものや、素材として大好きなシルバー、アンティークの文房具、小道具など、ピックアップできたらと思います。
松本というクラフトの根付いた街に住み、古いものを愛する二人が細々と運営するショップです。皆様の琴線にふれるような、一期一会のお気に入りが見つかりますように。
気になるものがございましたら、お気軽にお問い合わせをいただけたらと思います。