恋愛のていねいな教科書 ほめる 症例検討1 持ち物編
絶対に好きになってもらう方法、は、存在しないが、好きになってもらう可能性を確実に上げられることがあるとすればそれはほめることである。
初心者は、まずもちものをほめるところから慣れていくと良いと思われる。
総論でも述べたが、
① 本当に良いと思ったことだけをほめる。嘘はつかない。
② ほめた言葉が宙に浮いても気にしない。否定したり前言撤回したりしない。ほめて変な空気になったときに重ねるのはほめ言葉のみ。
③ 褒められ慣れていない人間をほめると大体若干気まずい空気になるが、気にしない。気にせずどんどんほめる。
NEW④自分の良いと思ったことを丁寧に分析して、言葉にする
これを押さえて実践してほしい。
症例検討1
30代男性 オロビアンコのバッグで通勤している。こんな感じの。
自分「いいバッグですね」
オロビアンコバッグの男(以下、オロ)「あ、うん」
Tips ここで大体会話がつまるので、そのまま気にせずほめ重ねする
自分「リボンついてるのおしゃれだし、色も良いですね」
Tips 何を良いと思ったのか、詳しく述べよう
オロ「いや、だいぶ使ってて古いけど」
自分「大事に使っておられるんですね」「使いやすそうですもんね、長く使っちゃいますね」「お気に入りなんですね」
Tips そうなんですね、に相当する、ポジティブ言い換えを重ねる
ここでさらに会話を続けたい場合は、ものに対する思い出を訊く
自分「苦楽を共にしてきたバッグですか、あのレジデントのときから?」
オロ「そういえばそうかも、あの1年はしんどかったな、だってほらさ、あのときは。。。」
ここでさらに話が続けば、そのままお話すればよいし、
お気に入りなんですね、くらいの会話あたり終了するようであれば、
【しっかりにっこり笑って目を合わせて】
終了、うつむかない、ほめのシメは必ず、しっかり笑って目を合わせて終了と覚えておいてほしい。