タイVTuberとかAlgorhythm Project(ARP)で語れなかったことを雑に放流&コメント返信
この記事では、文脈的に記載するのが難しかったものの、ざっくりと紹介したいことをだらだらと書いたnoteになります。記事について言及されたコメントも可能な限り拾って、自分の考えをざっくり書きました。ラフな仕上がりになっているので、流し読みをおすすめしますw
未読の方は、以下の記事をご覧ください。
また多くのシェア、いいね、コメントをありがとうございました!
予想以上の反響にびびりました。
応援広告文化について
日本では、にじさんじで有名な応援機能「CheepingAD」がオンラインサービスとして提供されています。海外では、タイムズスクエアがアプリを展開していて、国内外のVTuberの定番になっています。
https://maps.app.goo.gl/RDAMqf8zcZYejFQ38
https://www.facebook.com/thanapat.nakchan.18/videos/356698113501687/
タイにおいても同様のサービスが存在します。「AdsBnB」と呼ばれるサービスがあり、タイのVTuberだけでなく、なぜかしぐれういのロリ神レクイエムの広告をショッピングモールで流すといったおもしろ事件もありました。
テレビやメディアでの露出、コミュニティについて
(日本語が少し特殊すぎる気もしますが)日本語圏や英語圏とは異なり、タイではVTuberに関するニュースを積極的に発信するメディアやウィキは現状ありません。そのため、タイ語で検索しても活躍しているVTuberの情報を入手するのが難しい状況にあります。
ARPの活躍により、Twitterでもファン層が比較的増えてきて、比較的に情報収集しやすくなってきました。ただまだ、FacebookのグループのほうがVTuber関連情報を集めやすい印象はあります。
Facebookコミュニティ
https://www.facebook.com/groups/248139476455888/posts/869211291015367
https://www.facebook.com/groups/816289569886073/
とあるツイートでは、「2Dの男性キャラクターは好きだが、追うものがなく辛かった。Instagramアカウントさえなかった」と発言していて、最近になってそうしたアカウントが増えて嬉しいと言われています。
タイの大手メディア、情報発信が全くなかったわけではなく、タイ公共放送サービス法によって設立された「Thai PBS News(タイ公共放送)」やBrickinfoTVでは、タイのVTuberエージェンシーの創設者へのインタビューが行われています。逆に、日本でも逆にレアな株式会社アップランドのインタビューがあったりなんかします。
PBS News
https://www.facebook.com/watch/?v=651194526029172
https://youtu.be/bIXDHF2SpPU?t=39
https://www.youtube.com/watch?v=1NsYa0u6Hjo
ARPについて
記事だと流れの都合上音楽だけがすげぇグループみたいになってしまったのでそれ以外をさくっと紹介。
癖のアピールがうまい
VTuberのデザインには様々な癖が詰め込まれていて、それらの癖を時折アピールすることがあります。ARPもその例外ではありません。むしろ、Live2Dという制限された動きの中で上手く表現していると思えます。特に、コンサート時の演出が印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=ZNPGJ8658mI
最近、「ブルー・アーカイブ」や「崩壊:スターレイル」の案件らしきものをEvaliaさんが受けていたりしていて、徐々にタイで有名なインフルエンサーとして認知されている気がします。ARPはわりと冗談抜きでこのあたりのソシャゲ界隈にも影響を与えているのではと考えています。
特に、NIKKEのキャラクター「エレグ」はDacapoさんを参考にしてなかったら逆に誰を参考にしたんだよって聞きたくなるぐらい似ています。ARPのファンの間でも、このことがネタとして消化されています。
https://twitter.com/NIKKE_japan/status/1760245445669138789
ノリがすごくフランクでカオス
記事ではまじめっぽいエージェンシーみたいなテイストになっていましたが、普段のノリはこんな感じです。
雑コラなんて日常茶飯事です。
ファンへのレスポンスもエージェンシーの規模がでかくなってきてもわりとちょくちょくあります。
なんならARPと仕事をしているクリエイターもやたらノリが良い。
かわいらしいいたずらも。
※CEOの背中に無料で提供みたいな付箋を貼っ付けるいたずら
メンバー同士のやりとりも日常茶飯事です。
仮面ライダーベルトの見せあいっこなんかもあったりしました。
最近はペットの写真がブームになっていて、とくにポメラニアンはチームやファンの間でやたらと人気だったりします。
だからファンもめちゃくちゃフランク
ARPのこういった傾向があるためか、ファンもノリの良い投稿をするファンが集っている印象が強いです。ファン自身を撮影した写真も多く投稿され、日本よりはオープンな傾向が強いかも?
大喜利のような面白動画も結構アップされます。
ミート&グリートでは、ファン同士の楽しい交流写真が投稿されている一方で
ネタに走っているのもそれなりにあります。
そういったネタにも対応できる工夫がシステムにはあって、Live2dをスイッチで柔軟に変更でき、いくつかの服装が事前に準備されています。
ネタに限らず、制服デート風だったり、ファンの様々な欲求に答えられるようになっているのはなかなか良いなと思います。
日本の風景写真が結構な頻度で流れてくる
記事やここまでの流れを見ていただくとわかるが、ARPのメンバーは日本文化のファンでもあり、Dacapoさんはジブリ、Ivyさんはサンリオが好きだったりします。
日本に在住しているメンバーからは、日本で馴染みのある風景が流れてきたり。
国内外のメンバー同士でたまに日本旅行して、写真をあげていて、結構楽しんでます。
日本好きが多いからなのか、ARPの影響なのかはわかりませんが、ファンもARPのアクリルスタンドを連れて、日本を旅行した写真を上げています。
日本の文化がコミカルに紹介されていたり、日本語の試験対策や練習ツイートがあげられていて、ARPはかなり日本文化に良い面で影響を与え続けています。
コスプレ事情がちょっと特殊なタイ国民
タイでも既製品が販売されていたり、コスプレ衣装をオーダーメイドで製作をしている方はいます。ただ日本と比べるとややスピード感があり、すぐにコスプレ衣装が作られている気がします。
例として、今年デビューしたARKのSiamNekoさんが配信で、「コスプレを作っても良いんだよ」といった趣旨の発言をしたら、ファンがわずか1週間でコスプレを制作してしまったという話があります。
https://twitter.com/ahri_so/status/1731342392362778653
https://twitter.com/phaerwa25335363/status/1744302644188139619
Evaliaさんのendless echoがバズったときなんかは、次々と自作の衣装でコスプレ写真をあげたり、イベントに参加するファンが次々とでてきました。日本のコスプレ事情でもそういう事例はちらほらあると思いますが、もしかしたらタイはそういったコスプレ文化が少し強いんじゃないかなと考えてます。
軽く調べた限りでは、タイ国内にも大学で服飾を教える学科(DLC-379 Costume ans Cosplay Design)みたいなのがあり、ARPのコスプレイヤーが授業に先生として入ったりしていて、アニメーション同様循環しています。
その他、ARPのコスプレ。
https://twitter.com/_Eztel_/status/1718668694602289439
https://twitter.com/ailintotoei/status/1721148938697511057
https://twitter.com/Alatus_Jay/status/1719271874360913928
https://twitter.com/antnospamx/status/1716435510640710113
https://twitter.com/Blackcatpurr/status/1726102223778873678
https://twitter.com/ChocolaZee/status/1716342212399923476
https://twitter.com/CLZS10/status/1715707175413457025
https://twitter.com/CosKimmii/status/1714880999128269048
https://twitter.com/CosplayGrayray/status/1720043947631006044
https://twitter.com/Dai_Cosplayer/status/1730639162771206588
https://twitter.com/FaiiFeliz/status/1726154968066138557
https://twitter.com/gongzhupk/status/1717082855992652081
https://twitter.com/I3lackCat_/status/1716440349844066430
https://twitter.com/itztsukirin_/status/1718159277226107367
https://twitter.com/kanalyss/status/1733886948282867895
https://twitter.com/kkate_ksr/status/1722615223222403360
https://twitter.com/MashiMIKIKI/status/1716446908900901175
https://twitter.com/Merumel00/status/1716442190329913839
https://twitter.com/monfah_natavipa/status/1712515899041919440
https://twitter.com/ppr_subaru/status/1717449328976105888
https://twitter.com/Reihight18/status/1719205503514050877
https://twitter.com/ririntherabbit/status/1716467093833716172
https://twitter.com/Shion199854/status/1716427178559291669
https://twitter.com/Taotan_cos/status/1718187500160893337
https://twitter.com/yujeenacid/status/1763462773814739282
https://www.facebook.com/menaamnee/posts/pfbid02ZjvqmfrVZx422qbQ6RkqboqBvGndaVvroCL7J4D8WYnwwMcEYmkoU1KqoMyVscDTl
このARPのコスプレ事情が加速し始めたのは、ORIONで女性ファンが増えたあたりだと思います。とくにORIONがデビューしてから3ヶ月後のイベントにはすでに複数名の公式コスプレイヤーが確認できました。
CAF2023では一応有料でチケット参加するイベントでしたが、「コスプレしてきたら無料で参加できるぞ!」みたいなシステムになっています。入場口でスタッフがコスプレしてるなヨシ!みたいな感じでチェックし、様々なコスプレイヤーが続々と入場してきて、近くのベンチから眺めているだけでも眼福でした。
コスプレの内容としては、日本作品だけでなく英語圏のコミック作品もあったが、メインはmiHoYoで体感6〜7割ぐらいでした。
またARPの2次創作のガイドラインは、グッズの商業販売が厳し目のラインを引いている反面、コスプレでは1キャラクターあたり最大20,000バーツの収入が許可されていて、なかなか変わっています。これは創作中心になっているARPの事情が特殊というのもありますが、ファン内では軽く荒れたことがあります。
そういったガイドラインの影響が大きいためかファンの間では創作物をGiveawayすることがよくあります。
等身大パネルのオークション
もう1つ、変わっているなと思った文化はイベントで利用された等身大パネルを、イベントが終わってすぐにオークション形式でファンに販売していたことです。もちろんオークションなので等身大パネルを多く所有してるファンもいます。
また公式イベントだけでなく、ファン主催のイベントでもオークションかどうかはわかりませんが、ファンの手にわたっている様子が見られます。
中には自宅だけでなくお店に等身大パネルを設置しているファンもいたり。
企業やお店とのコラボ
https://twitter.com/Keelin_Peryton/status/1707676095192203771
https://twitter.com/arceticacid/status/1713024371856650616
https://twitter.com/RikiNozomu/status/1713086485711495632
VTuberと言えばコラボですが、自分の観測している限りでは、カフェ?っぽい飲食店でのコラボをよく見かける気がします。
https://www.animate.co.jp/shop/bangkok/
もちろんオタク系列でもコラボがあり、animateもコラボしています。
ポカリスウェットでおなじみの大塚製薬(タイ)もARP初のオンリーイベントで公式スポンサーになっています。
ARPと仲の深いUnnämed
記事の中ではUnnämed(U-san)とARPの関係をさらっと流しましたが、あの程度では語りきれないぐらいに、音楽というリスペクトを通して深い信頼ができています。とくにDacapoさんはU-sanに共感をするリプライを頻繁に返しています。
odoのカバー曲以外にも、クイーンオブハートのカバー曲ではARP以外の仲の良い友だちが登場していて、ShotoさんやVShojoが参加。個人的に目には見えないけどあのあたりのインディーVTuberやVShojoで、ホロライブやにじさんじとは別の勢力が1つできているのではと勝手に考えています。
U-sanはタイでの人気もかなりあって、タイのイベントにも招待されています。
https://twitter.com/forshxtouTH/status/1762097098483433546
https://twitter.com/nongzhann/status/1761713725051212128
U-san主催のオフラインコンサートもおこなっていて、Shotoさんが相方として参加しタイのファンを熱狂させていました。もちろんORIONを招待したり、曲をカバーしたりとタイならではのファンサービスもバッチリでした。
https://twitter.com/matarakan/status/1761714252333916269
さらにこのイベントにはVShojoのメンバーたちが招待されていて、コンサートのツイートがされています。日本だとすごく大人な事情で言いづらい、海外で活躍していた有名エージェンシー所属の元VTuberの魂も一緒に余暇を楽しんでいる気配があり、やはりあのあたりで一大勢力になっているような気がしています。
Dacapoの路上ライブ
ARPも現地のライブで負けず面白いムーブをしている。とくに印象に残っているのは、何を思ったのか「人生でやってみたいことの1つは、路上で歌を歌いながら寄付を募ることです。日本でそれをしてみたいと本当に思います。でも、多分規制があって許可されていないのではないかと心配です。(AI翻訳)」みたいな願望をツイートしたかと思ったら、その3ヶ月後にタイの路上でライブを行うことを突発的に発表してファンたちを驚かせました。それにも関わらず多くの女性ファンが集まり成功を収めています。
おすすめのソング
コメント、ブコメへのリプ
■はてのさん
https://twitter.com/1ststar_hateno/status/1763670630946451544
はてのさんコメントありがとう、チュッチュッ!
■YUAに反応してるコメント
https://twitter.com/midorikuma_/status/1763518224782831839
期待通りの反応で「ニチャァ…」ってした。
■VTuberとタイとビジネス的な話
・日本もビジネスチャンスだったでは的なコメント
https://twitter.com/hisuimizuki/status/1763516324041650209 数年前から日本からタイでVTuberをビジネス的にやってみようという試みは当時からあり、タイの子会社「KADOKAWA AMARIN」と「Pixela Project」が共同で運営していたYuchanは、(見た目的な)クオリティの高さで登録者数が当時としては結構良い伸びをしていましたが、コンテンツが視聴者を十分に惹きつけるほど魅力的ではないため視聴者数が減っていたからではと言われています。
また会社の運営も、タイ王国だと株式会社がかなりややこしそうで、さらにまだ人件費も安いほうなので、日本からタイでの会社運営は人材確保や人脈作りという面を除いてはメリットが薄いのではと思ったり。また成功しているVTuberは基本元々タイで資金力のあるIT企業やそこから出資を受けているので外から参入するのが難しかも? 逆にARPはそれとは違うルートで、人材に恵まれて成長していて、それはそれでタイに根ざしていたからこそなので、簡単に稼げるビジネスではないなと。
・番組構成が似ている的なコメント
https://b.hatena.ne.jp/entry/4750027804214077184/comment/quick_past
放送の作りから番組構成が似ているのは、記事でも書いた文化のるつぼだからじゃないかなぁ? 貪欲に取り込んでいるから似ているのは、さほど不思議ではないかな。
・知り合いがVTuberのビジネスをしている的なコメント
https://b.hatena.ne.jp/entry/4750027804214077184/comment/mak_in
日本でも海外と接点をもってる方の話は、インターネットをうろうろしているだけでも耳に挟むようになりましたね…。最近だとタイの展示会イベントに出店した日本のVTuberもいるし、そういうの増えるのかな?
・"国外では米ドル台湾ドル香港ドルしか投げる奴がいない"
https://vtuber-matomeruyon.blog.jp/archives/24864730.html
これはYouTubeのスーパーチャットが遅かったり、投げ銭プラットフォームのTipMeが先行してあったりという事情があるのかも? そういうのもあるためかARPでは、プレゼントを送る文化が少し強めにでている気がします。
■文化がらみの話
・VRChatのタイの友達から話を聞いたよ的なコメント
https://b.hatena.ne.jp/entry/4750027804214077184/comment/Tamemaru
VRChatで作れる国際的な交友関係すごい。
・タイのアイドルについてのコメント
https://b.hatena.ne.jp/entry/4750027804214077184/comment/tokitori
タイはしらんけど、インドネシアだと電通から買収されたJKT48がVTuberだしたり、ベトナムだと日本のアイドルグループの運営と思われるところがVTuberを出して1強だったりするので、アイドルという切り口はかなり奥が深い。
・タイ人にアニメ好きいるよね的なコメント
https://b.hatena.ne.jp/entry/4750027804214077184/comment/azuk1
アニメ非公式吹き替えする動画とかあるあるw
・LGBTや性転換、男の娘についてのコメント
http://vtubernews.jp/archives/24051521.html
https://b.hatena.ne.jp/entry/4750027804214077184/comment/urtz
LGBTなことをオープンにして働いてる社員の方が普通にいるので柔軟性の高い国だと思う。見た目がオネェっぽいVTuberもいるので、いても不思議ではないかも。
■性別年齢について
・"タイのvtuberイベントはファンが男女いて若者なところが違うな"
http://vtubernews.jp/archives/24051521.html
コレに関しては、ORIONやARPのメンバー全員がイベントに参加していたこと、コスプレすれば無料でイベントに参加できるイベントだったこと、女性に人気のコスプレイヤーが参加していたことがイベントに若い人が集まってた要因なのよね。彼氏彼女もいました(血涙)
日本でもイベントによって層は全然違うってのは見たり聞いたりしてて、にじさんじは配信とかでイベントをチラ見したけどARPと似た感じだし、ななしいんくは年配の方が多いと聞くし、ぶいすぽなんかはVのオタクたちが知らないぐらい別の若い男女層が参加してたり、グループによってぜんぜん違うのよね。
・"まあ日本の場合アイドル同様に熱心なvtuberファンは高齢化の一途"
http://vtubernews.jp/archives/24051521.html
タイも少子高齢化に突入するんだよなぁ…。
■文化への溶け込み具合について
・アニメ・マンガ系っぽいものを見かけなかった的なコメント
https://b.hatena.ne.jp/entry/4750027804214077184/comment/KoshianX
自分も都市部のショッピングセンターをうろうろしたり、熱中症になりかけながら市街をうろついてみたけど日本的なコンテンツやアニメ的な看板はほとんどない印象でしたね。
・地下鉄でVTuber見たよ的なコメント
https://twitter.com/32ba__/status/1763516487900508307
電車で見てる方もいたのかぁ…よく気づけたなぁw
■コラボやイベントについて
・hello, world 2022の参加者にタイの方けっこういたよ的なコメント
https://b.hatena.ne.jp/entry/4750027804214077184/comment/msdbkm
よく見てるなぁw。日本V主催のイベントやコラボになにげなく参加してたりもして、気づいてないだけで結構いる。
・日本のVTuberは垣根なしにコラボしてたぞ的なコメント
https://b.hatena.ne.jp/entry/4750027804214077184/comment/kigutsu
これについては自分の言葉不足でした。日本国内は垣根なしのコラボはそれこそ黎明期からあったんですけど、海外とくに英語圏ではにじさんじとホロライブのコラボのハードルが一時期異常に厳しくてホロライブとVShojoが初コラボを発表した時は突然それが中止になり、いっときかなり悪い空気ができてました。それはにじさんじのSelen Tatsukiのトラブルの一因になっていて、ゲームコラボが何度かうまくいかないと愚痴られたぐらいです。
https://twitter.com/Hartiapas/status/1763635557505396851
https://twitter.com/Hartiapas/status/1763632888623554608
https://twitter.com/krittinpoohowo/status/1763636876081271146
・V.W.Pとか日本のVTuberとのコラボ見てぇよな的なコメント
音楽作品でどこかとコラボしてるの見てぇよなぁ!
■タイのVTuber文化の理解度について
https://twitter.com/DrakoNyaMio/status/1764299077670551720
・ファンの推し活文化の理解度まだまだだよね的なコメント
https://b.hatena.ne.jp/entry/4750027804214077184/comment/takumikabu
個人的にも、そういった文化の理解度はまだ低い気がしてます。イベントによっては各々自由にやっているという感じで、ライブの一体感のある盛り上げみたいな空気はあまり馴染みがないようです。また選曲そのものがライブに特化していなかったりもするので、難しいところです。
・歴史とかのセンシティブな話題で気まずい空気になった的なコメント
https://b.hatena.ne.jp/entry/4750027804214077184/comment/gohankun
黒人的な文脈でも無知すぎるので許されてた話、聞いたことある。
■中南米のVTuberについて
・"あとは中南米かな"
http://vtubernews.jp/archives/24051521.html
ラテンアメリカVTuberの記事に書いてるけど、中南米も普通に独自のVTuberはいるのよね。ただラテンアメリカのスペイン語圏はなかなかすごくて、WACTORがトラブルを起こしたときはラテンアメリカのインターネット民がすごく好き勝手に書いてて収束がつかない事態になってWACTORが法的措置もちらつかせたこともあったけどオレたちには自由に言う権利があるんだぜ!みたいなノリが一定数あり、すごく難しい。WACTOR(現:910inc)はVTuberトラブルのミームの象徴となってしまったので、何かVTuberでトラブルがあると持ち出されるミームとしての常連。
そんでWACTOR以降、ラテンアメリカで活躍していたOWOZUというエージェンシーが勢力を伸ばしていたんだけど、突然所属していたタレントたちが一斉にセクハラやハラスメントを告白して、WACTOR同様エージェンシーを運営できない状態になっています。ラテンアメリカを見ていて、なんでこんなうまく行かないのかなと思ったこととして、先程も言ったラテンアメリカ民の発言がかなり過激なことが問題の1つなのかなと感じています。
他にも大きなトラブルでNimuSpacecatさんという方がいて、その方はラテンアメリカでトップのVTuberだったのですが、突然別の配信者がいきなり真偽不明の告発をして、本当にかなり真偽不明の情報だったのに、Nimuさんを支持する層とあのクソ野郎を潰せの層で目も当てられないカオスな状況になりました。最終的にはNimuさんはしばらくお休みをとり、戻ってきてからはわりと普通に活動できています。
なにが言いたいかというと、日本以上にラテンアメリカのインターネットの言論のカオス度がやばいということ。これがもし会社だったら、対処が面倒くさくてリスクが大きすぎます。(あれはエージェンシーが悪い側面もあったが)WACTORのときは、ホームページが定期的にダウンし、所属タレントには誹謗中傷やら、ずっと外野で観察してましたが、やばかったです。
またRedditではそもそも根底からどうなのみたいな話がされていて、先程の件も踏まえて考えると、ラテンアメリカでのインターネットの真偽を計るのが難しすぎて、腐敗どうのこうの以前にリスクが高すぎるなと思います。
ちなみにラテンアメリカと言いましたが、ブラジルは事情が違うためNEOBAKAというエージェンシーがいま成長していて、どう成長していくのか気になるところです。
■楽しみ方について
・"メンタル疲れてるときに歌詞の意味が分からない歌ってストレス無く聞けて好きホロIDのオリソンよく聞いているけど、ちょっとチェックしてみるかな"
http://vtubernews.jp/archives/24051521.html
わかりみがある。気になったら深く踏み込んでる。
・ネット用語「転生」はタイ語だとなんて言われてんの的なコメント
https://b.hatena.ne.jp/entry/4750027804214077184/comment/mozukuyummy
ぱっと見る限りでは、転生≒เกิดใหม่(生まれ変わる)って単語がラノベやアニメでも使われてるっぽいのでこっちかも?
■エスニック(民族的)がどうたらこうたらついて
https://b.hatena.ne.jp/entry/4750027804214077184/comment/slkby
https://b.hatena.ne.jp/entry/4750027804214077184/comment/RySa
https://b.hatena.ne.jp/entry/4750027804214077184/comment/rizenback000
https://b.hatena.ne.jp/entry/4750027804214077184/comment/umaruuuun
https://b.hatena.ne.jp/entry/4750027804214077184/comment/pakila
https://b.hatena.ne.jp/entry/4750027804214077184/comment/horaix
言いたいことはすごくわかり味があって、おそらく民族というよりは見た目の多様性がほしいという願望の表れな気もする。
見た目に一定の統一性みたいなものを感じてしまうのは、それなりに仕方がないのかなーと思っています。なぜなら、あの見た目そのものが世界的に受け入れられているから。原神(とかmiHoYoのゲーム)なり、ブルーアーカイブなり、アニメっぽいテイストが世界的に流行っていて、ああいったテイストのほうが視聴者が受け入れやすい、最適化された答えみたいなものになっている。世界的に流行っているという点では、WEBTOONもそれで、バーチャルアイドルのPLAVEもそれなのかなと。
日本でもそうで、初期の頃から色物な見た目のVTuberがでてきましたけど成功してるのは基本見た目がかわいいか、かっこよくて、声が良いほうが数字という点では有利になりやすく、様々な見た目が出てきましたが、数字が伸びなかったり、動物だったVがケモノ寄りになったり、ロボットもなんやかんや人型で、人が視聴(コミュニケーション)しやすい見た目は人という根本からは逃れられない感じ。
仮に人に寄せすぎるとバーチャルヒューマンっぽくなり、見た目がいつも見ている人間になってしまうため、非日常が一気に日常になるため、見た目というアドバンテージが人間と同じ土俵になってしまいスキルや技術を求められやすくなるのかなと考えてます。
ただ、だからといってかわいく、かっこよくしてれば受けるのかと言えば、そうではなくすでに市場がそういったもので溢れているので見た目に記号化された要素をつけて私はこういったスキルを持っていて、この国の方に向けた配信者ですよってのを直感的に伝える工夫が求められる。例えば、ホロライブインドネシアのアーニャ・メルフィッサさんにはインドネシアのクリス(短剣)が記号化されていて、そこに別の国のデザインを取り入れて独自性をだしていると論じられています。また人間の見た目はこれ以上は変えられないため、ホロライブが韓国やタイで日本VTuberにその国の衣装を着せるといった方法は見た目のアイデンティティをいじらずに、その国に対する敬意を示しつつも、差別化という特別感をだす最適解になっているような気もします。
また見た目がアニメっぽいからといって、それが本当に日本のアニメテイストなのかなという所も注意したほうが良いです。自分が紹介した「Endless Echo」の制作秘話のなかにアニメーションを作るときに日本っぽい線にするか、タイっぽい線にするかという議論があったらしく、見た目以上に細かいところでエスニック要素が埋め込まれているようです。
エスニックというわけではありませんが、VTuberの見た目の多様性という点ではいますごく尖ったデザインが増えています。shindigsさんという配信画面の研究や紹介をツイートしているアカウントでは上記のスクショ以外にも様々な尖ったVTuberが紹介されている。またタイにおいても、自分の言語ガバのせいで紹介できなかったHeySollyさんがどことなくエスニック要素を持たせているなと感じています。HeySollyさんは、ARPと同様に人気を博していて2023年に活躍したタイのVTuberとしてノミネートされたぐらいです。
こんなとこかな?
…
…
…
Evalia 1,000万再生おめでとう、おれ誇らしいよ。