ここぞ、という時の“ 裸の付き合い ”
【おサボり者】 さかぐち
【おサボり場】渋谷区広尾
【本日の御用】
本日は渋谷まで用事があったので、ちょっと足を伸ばして広尾まで。
広尾は濃い大学時代を過ごさせてもらった街であり、
都内のどこよりも特別に思い入れがあるんだよなぁ…
お昼を食べるには微妙な時間なので、
商店街を歩いて向かうのは、、、
広尾商店街の一角にある、
創業100年以上の老舗銭湯「廣尾湯」
大学自体も何度か入ったことはあるけど、
久しぶりに行ってみよっと 地元鹿児島ではしょっちゅう温泉に行っていましたが、東京の銭湯は雰囲気から何からまるで違ってとても新鮮だなぁ。。。
、、、って「あっっつ!!! 」
やっぱり東京銭湯はあつい!!
熱い通り越してちょっと痛みも感じる…!!!
よし、いったん出よう
いったんね、いったん、いったん休憩入れなきゃね、、、ふぅ
午後3時過ぎの銭湯。
洗い場には、わたしと、ご高齢の方2、3名だけ。
わたしの隣には、80代と思しき女性。
隣の方「あんた、何歳?」
わたし「ひぇ?!あ…27です」
隣の方「結婚は?」
わたし「まだです…」
隣の方「しないの?」
わたし「いえいえ!したいのは山々なんですけどねぇ…苦笑」
隣の方「した方がいいよ。 あんたまだ若いんだし。
いろいろ大変なこともあると思うけど、わたしはそう思うね。」
わたし「そうですねぇ、、はい。ありがとうございます。」
名前も知らない方との、裸の付き合い
名前も知らない方からの、人生のアドバイス
旅番組みたいだなぁ、と思いつつ、
なんとも言えないうれしさで満たされていることに気づくわたし。
なんだろう、この感じ。
この安心感というか、
選ばれしものというか、
受け入れてもらった感じというか…
【おサボりからの学び】
よく街紹介の記事などをみていて、
その街を語る切り口みたいなことでおしゃれなカフェがあります、
とかいうことあるけど、それって本当にその街を知ったことになるのかな?
それはその街の良さなのか?
もちろん、それも街を構成するひとつだとは思うけど、
なんかそれだけでは物足りないよね!?
おしゃれカフェって、どちらかというと、
地元の方がくるというよりかは、
他の街に住んでいる方が遊びにくる場所という役割が大きいような…
自分なりの経験値として、地元以外の地域に移り住んだ時、
「その地に根ざす」「地縁を築く」って、
すごく大変なことなんだと感じる。
わたしも今住んでいるところは4年目だけど、
地域の図書館や地元でやっているお祭りは、
まだまだ勝手に阻害感を感じていて、
なかなか肩身の狭い気分を抜け出せないまま…
●それってきっと「受け入れられた!」と感じられないからなんだろうな
●「受け入れられた!」は、どうやったら感じられるんだ!?
●きっと、それは地の方と話すことがその一歩になり得るよな…
●そんでもって、地元の人はインスタ映えするオシャレカフェにはいないわけで…
●地元の人がいるような食堂とかで、気軽に常連さんに話しかけるのは、人見知りなわたしにとってはだいぶハードモードなわけで…
そして、辿り着いた自分なりの答え↓
その街の本質を知りたい時や、その地で根差したいと思うのならば、
思い切って「銭湯に行くべし!」
わたし的な見解は、夜の銭湯は地に住み続けている方というよりは、
単身で移り住んできた比較的若い方が多いから、
どちらかというと昼!
(特に、銭湯が営業したての3時から4時頃がおすすめ) …
ということを、 髪をシャンシャカと洗いながら気づいた 27歳女である。
さっぱりしたのでそろそろ上がろ
【本日のおサボり効果】★★★★★
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