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=数字で探してもしっくりこない? 物件選びの視点を変えてみる=

以前にも同様のことを書いているのですが、物件探しにおいて 「条件通りなのにしっくりこない」 という経験をしたことはありませんか? 決してネタ切れではないです(笑)
広さや立地、築年数などを細かく設定して探しているのに、なぜか「これだ!」と思える物件に出会えない…。物件探しは、洋服選びと似ている?
これは 洋服を買いに行ったときの感覚 にも近いのかもしれません。
例えば、「今日はパンツ(ズボン)を買おう」と決めてお店に行ったものの、気に入るものが見つからず、色々探しているうちに、すごく自分に合うアウターや靴を買ってしまった。
予定外だったけど、結果的に「これ、すごくいい買い物だったな」と満足している…。
これ、結構 「あるある」 じゃないですか?(私はよくあります。)
こうした発見は、実際に探し回ったからこそ生まれるもの で、ネット通販のように条件検索だけではなかなか経験できません。
物件探しでも、まったく同じことが起こります。
「条件とは少し違うけど、実際に見に行ったらすごく良かった」ということ、実は珍しくありません。
誤解を恐れずに言うと、むしろ 弊社ではそういうケースの方が多いです(笑)
もちろん、「じゃあ欲しくもない物件を無理に勧められるのか?」と思うかもしれませんが、そうではありません。
むしろ、「条件に縛られすぎて、本当はもっとフィットする物件を見落としていないか?」という話なんです。「わぁ、条件ピッタリ!」、、、でも、なぜか違和感がある?
物件探しでしっくりこない理由は、大きく分けて以下の4つが考えられます。
① 住まいは、スペックではなく「体感」がすべて
例えば、同じ50㎡の部屋でも、
・ 天井が高いと開放感があるし、逆に低いと圧迫感を感じる。
・ 南向きでも、目の前に建物があると日当たりが悪いことも。
つまり、図面やスペック上の条件だけでは、「住んだときの感覚」までは分からない ということ。
住まい選びは、 「実際にどう感じるか?」 を大事にすることがポイントです。② ライフスタイルとの相性が見えない
「駅徒歩10分」「広さ50㎡以上」などの条件で探しても、実際の生活との相性はまた別の話。
例えば、
・ 料理好きなのに、キッチンが狭くて使いにくい。
・ リモートワークをするのに、騒音が気になる環境だった。
・ 収納が少なく、荷物が入りきらない
数値だけでは見えない部分こそ、実際に見てみることで気づくことが多いんです。③ 物件の「ポテンシャル」を見逃している
「条件に合わないから」と候補から外している物件の中に、意外な掘り出し物があることも。
・ 「ちょっと狭い」と思った物件でも、レイアウトの工夫で意外と快適に。
・ 築年数が古くても、管理が行き届いていて清潔感がある。
・ 駅・から少し遠くても、街の雰囲気や周辺環境が心地よい。
「条件を満たしているか?」だけでなく、「この物件にはどんな可能性があるか?」 という視点で見るのが大事です。④ 実は「思い込み?」に気づいていない
「〇〇㎡以上じゃないとダメ」「築浅でないとイヤ」「間取りがいびつなのはちょっと…」
こうした 先入観 だけで、本当にフィットする物件を逃してしまうこともあります。
でも実際に足を運んでみると、「想定外の物件がすごく気に入った!」ということは、案外よくある話なんです。「逃した物件」が、実は正解ではなかったかもしれない
逆に、「安くて条件も良さそうな物件が、すぐ売れてしまった!」という経験がある方もいると思います。
「あの物件、良かったのに…」「もう少し早く決断していれば…」と、まるで 残像のように引きずる ことも。でも、「ちょっと、待てよ、、」と思ってください。
その物件、本当に良かったでしょうか?
・実は目の前が首都高で、騒音がすごいかもしれない。
・土地や権利関係に問題があり、将来的なリスクがあったかもしれない。
・ 管理状態が悪く、あとから修繕費が大きくかかる可能性があったかもしれない。
「逃した魚は大きい」ではなく、「逃して正解だったかも?」 という視点も大切です。まずは実際に物件を見てみる
もし 「なかなか理想の物件が見つからない」 と感じているなら、
まずは 「条件通りでなくても、とりあえず見に行く」 ことをおすすめします。(いつでもお付き合いします!)もちろんリノベーションがひとつの手段
「このままだと理想と違う」と感じても、少し手を加えるだけで、ぐっと理想に近づく こともあります。
・収納を増やすだけで、すごく快適になるかもしれない。
・家具の配置を工夫すれば、狭さを感じずに済むかもしれない。
・ 壁紙や床を変えるだけでも、雰囲気がガラッと変わるかもしれない。まとめると「条件ピッタリ」より、「フィットする暮らし」を探していただきたい
・ ネット検索だけでは、「住んだときのリアルな感覚」は分からない。
・実際に見ないと、「広さ」「光」「雰囲気」=「居心地」などの体感は分からない。
・「逃した物件」が、本当に良かったとは限らない。
まずは 「少し条件と違うかも」と思っても、実際に見てみる。
そこから、新しい発見が生まれるかもしれませんので、遠慮なく、お気軽にご相談ください!

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blue studio
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