凡慮、遂に行動を開始する
おとついのこと、ついに最初の釣竿を手に入れる。
釣竿購入にあたり複数の釣り情報サイトを渡り、職場の趣味人にもうかがったが、結局釣竿の購入は『専門店に行って店員に相談する』というのが結論となった。確かに住んでいる地域と何を釣りたいかによって最適な道具は異なるだろう。幸い私の自転車行動半径内に大手釣具店がある。予算は釣竿+その他初期消耗品を想定して大枚2枚を覚悟して店に向かった。
以前リンさん(ヒョウモントカゲモドキ)の食餌のハニーワームを購入した釣具店。今度は店の本来のコンセプトである釣具を購入すべく足を踏み入れる。が、陳列を見ていても用語の意味がさっぱり分からない。漢字表記されていれば類推できるのだが、やたら「~イング」という現在進行形のカタカナが多い。そして私にとって釣りの仕掛け(今はタックルというらしい)は糸と浮き・重り・針だったのだが現実にはルアーが主流のようだ。仕掛けの売場の半分以上が何を模しているのか全く見当がつかないメタリックなルアーが占めている。こんな攻撃的な鉤付きフックを疑似餌につけて一体何と戦うのだ……?
肝心の最初の釣竿は予定通り店員に相談して選んだもらった。というか、初心者向け万能竿を勧められた。大枚を覚悟していたのだが仕掛けセットと合わせても5,000円でお釣りが出る結果に。良心的な店というか、一人で店に来た素人中年女子に良いものを勧めても手に余るだろうと判断したのかもしれない。
釣竿は手に入れた。次は自転車に積み込む準備だ。
今日の英語:Fishing rod