泡のような疑問と想い
未知の存在に対する知識。未だ混沌とし泥も清水も対流している。
COVID-19についての情報は現在も錯綜している。厳密にはCOVID-19への「影響」についての情報だ。対策については固まりつつあるが、症状や未来への影響は未だ不透明な部分が多い。殊に現政権では。
近所にあるホームセンターが臨時休業となった。理由は勿論COVID-19である。私も今週同居の爬虫類関係でそのホームセンターを利用したが、その時の混雑状況を思い返せば止む方なしだ。ただ私の買い物は必要であったが不急のものだったので偉そうなことが言える立場ではない。この出来事を私自身にも繋がっていることを肝に銘じなければならない。
COVID-19について感染状態を調べるためのPCR検査が盛んに議論されているが、私としては抗体(検査)が話題にされないのがむず痒い。インフルエンザはその年の流行を予測してワクチンが作られ予防接種が行われるが、実際に流行したウイルス型とワクチンの型が一致しないこともある。その場合でもワクチンを接種していればインフルエンザに感染しても軽症で済むと言われる。ならCOVID-19の場合も従来型コロナウイルスに感染した履歴があれば軽症で済むのだろうか。コロナウイルスはSARSやMERS以外に罹患しても通常の風邪症状で収まるものもある。そういった従来型コロナウイルスの抗体の有無やワクチンを作ることはできないのか。インフルエンザであれば感染の有無を調べる抗原検査は10分程度で結果が判明するキットが普及しているのだから、同じウイルス性感染症であるコロナウイルスも簡便な検査キットがいずれ開発されると思うのだが、それともインフルエンザウイルスが特殊なのだろうか。
専門家でさえ新たなる脅威に百家争鳴なのだから、素人の「基本以前」の疑問なんかは解決するのは遥か彼方だろう。それでも全ての事態が解決することを願ってやまない。
いずれ知識も偽は沈殿し、真という上澄みが現れるだろう。
今日の英語:Coronavirus