安易な工作は汗をかく
特別器用でも独創性が高いわけでもないのに、どこかでオリジナリティを発揮したい性分。今回はリンさん(ヒョウモントカゲモドキ)の冬用シェルターの製作を試みる。
ヒョウモントカゲモドキ用のウェットシェルターは、カビの発生防止のためパネルヒーターの上には設置してはいけない。そのため昨冬はパネルヒーターの上にはレンガ風シェルターを設置していたのだが、スーさんはその陰で床から暖を取るようにうずくまりいかにも寒そうだった。それを改善すべく新たなシェルターの製作を決心する。
素材は素焼きの植木鉢。これに穴を空けてシェルターとして使用する。市販のものでは気に入るデザインのものが無いのと、また素材がプラスチック樹脂製のものが大半。保温性であればやはり陶器の方が優るだろうと、庭で放置されていた植木鉢を活用することにした。
ネットで調べたところでは、植木鉢程度であれば安物の糸鋸でも切れるとあった。それを真に受けて100円均一で購入した糸鋸で切断しようとしたのだが、全く進まない。音は大きいのに30分かけても3mmほどしか進まない。
縁から斜めに切り進めているためかもしれないが、これでは全く埒が明かない。ここまでが三日前の話。昨日は近所のホームセンターで本格的な替え刃と仕上げ用のヤスリを購入する。
力を込めやすくするため洗面器の中にタオルを敷いて植木鉢を固定し、職人用の替え刃を頼りに切り進める。すると圧倒的な切れ味、15分もしないうちに5mm以上も進んでいく。
それでも慣れぬ工作は汗が吹き出る。計画の約2/3を切り進めたところでこの日の工作は終了。
続きはまた明日の予定。
今日の英語:Do it yourself