新しい方向に向けられたアンテナ
自分のやり方の中に技術と雑学を蓄積させる。
町行く人々は既に9割以上がマスクを着用している。おそらくこの状態は次の年も続くだろう。そうすると、眉墨と日焼け止めが売れて、口紅と髭剃りが売れなくなるのではないか。目は露出するが口元は隠すことが当然になると、目の演出には力が入るが口元は「どうせ見られないし」と手抜きされる。そしてマスクをしたまま陽射しを浴び続けると、ゴーグル焼けの逆の「マスク焼け」になる。それを防ぐために老若男女しっかり日焼け止めを塗るようになる。と、勝手に推測している。
ネット記事を総合してどうにか作り上げた手ぬぐいマスク。自分で調整して幅も長さも十分にあるのだが、困ったことがひとつある。布が硬いのだ。新しく買った手ぬぐいが、ガーゼと比べると少々硬い。そのためギャザーができず、顔と布との間に大きな隙間ができてしまう。更にはマスクが強調されて昭和の特撮ヒーロー風味になる。
再びネットを漁り、木綿は水に浸けておくと柔らかくなるという情報を得る。とりあえず生地が硬いものを水を張った洗面器に浸けて、今日一晩放置の予定。使い勝手が良くなることを祈るばかり。
思いもよらぬ方向から吹いた風が、新しい水面を揺すって新鮮な川底を覗かせる。そんな想像力や知識が流れてくる。
今日の英語:The harder it goes to the right.