マッチ箱サイズの青い機器
体調を崩して痛感するのは、はっきりとしたボーダーは無く、そのことが不安を延焼させる。
約9日前からの謎の体調不良はほぼ回復。食欲も通常の8割に復帰した。やっと安心が解禁されたのだが、それにしても今時分に体調を崩すことの恐ろしさである。元々風邪や感染性胃腸炎は鑑別が難しい。そこへこのCOVID-19である。何かひとつ激烈な症状でもあればいっそ分かりやすいのだが、ぼんやりとした不調では「まず何からすればいいのか」と茫然と立ち尽くすことになってしまうのだ。
なのでとりあえずパルスオキシメータを購入することにした。昨年上半期はことごとく売り切れだったが、マスク・紙類があの状態から在庫が回復したように、もうパルスオキシメータも回復しているだろう。ネットで検索すると予想通り充実のラインナップ。しかし製品の良し悪しの判断がつけられない。医療機器を専門に扱う店であれば確実だろうと推測したのだが、考えることは皆同じらしく、そういった専門店ではすべからく在庫切れ。仕方なく国際FDA認証という文言を信用して約6,000円のパルスオキシメータを注文した。
起床時に計測しようとしてもおそらく忘れるので、居間に置いて食事の度毎に計測するようにしよう。どうかこれが役に立つ日が来ませんように。
今日の英語:Pulse oximeter