レプタイトルテ:フルーティ #16個目
リンさん(ヒョウモントカゲモドキ)は湿気のある場所で排泄する習慣がある。以前はウェットシェルター代わりの水苔を敷いたタッパーの中で排泄していた。今は信楽焼のウェットシェルターを置いているのだが、それでもやはりシェルター上部の水入れ部分に排泄をする。
それならばと、4月になり撤去した陶製の加湿器の跡地に水苔を入れたトレーを設置した。これで少しでもお通じが快適になるだろうか。
そんな便秘知らずの今日のリンさん、69.9g。
小さな手は今日も無事。それにしてもリンさんは絵になる姿を見せてくれる。小さな体が小さな空間で、ふとした仕草が静止画になる。
そして絵になる姿を撮らせてくれないのがスーさん(コーンスネーク)である。その肢体は十分に十二分に美しいのだが、写真に撮ろうとすると静止画
にするには躍動感が溢れてしまう。
今日も食べなかったスーさん、1200.4g。
食べなくても体重は微減に収まっているので不安はないが、それにしてもその荒ぶる気力はどこから湧いてくるのか。それが“春”の仕組みであるならそれはそうと納得するしかないが、爬虫類はもっと合理的な反応をするものだと思っていた。繁殖相手が行動半径内にいると認識してから昂るものかと漠然と想像していたのだが、食べずに荒ぶるとは“春”は爬虫類もホルモンが暴走するのだろうか。
荒ぶれど美しき形状は毫も変わらず。その艶かしき腹部は男女のいずれか。
今日の英語:Stimlate