雨の日の共感されないだろう努力
雨が降ると、商業施設などでは入口にカサ用のビニール袋が設置される。私はあれが抵抗がある。
あのカサ袋は単にサービスというだけでなく床を濡らさないという実用的な目的があるということは理解している。しかしたかだかスーパーマーケットで10分滞在するだけでもビニール袋を消費するというのかどうにも心苦しい。特にゴミ箱に大量の「雨水で濡れただけのビニール袋」が山となっているのを見ると、資源やそれを処分する手間や費用を考えずにはいられない。
かといって大勢の人が出入りする店舗で私だけ身勝手にカサ袋を使わないという訳にはいかない。なので、私は使用済みのカサ袋を使うようにしている。誰が使ったものであっても雨水しか付いていないのだ。たいていカサ袋用のゴミ箱は入口付近にあるので、その中から比較的きれいなものを選んで使っている。今までのところそれをとがめられたことはない。
これが資源の節約に影響するとは全く思っていないが、個人的な罪悪感を中和する効果はある。こうして私は10分間の使い捨てに抵抗している。
今日の英語:Disposal