束ねれば象も縛れるその主張
困ったことには、ありがちなはずなのに皆はどう解決しているのか。
私は髪が長い。ヘアドネーションをするために伸ばしているので、髪を痛めない以外のポリシーは無い。硬くて太くて頑丈なので、あらゆるアレンジを挫折し、今はただうなじの上でひとまとめに束ねている。
この髪型はセットが簡単で日常動作も阻害しないので非常に楽なのだが、ふたつ難点がある。ひとつは映画館や長距離列車などの背の高い座席に頭をもたせかける際に邪魔になること。もうひとつは帽子の選択肢が狭いことだ。
座席に座る時は髪をほどけば解決する(前髪をさばく必要はあるが)。しかし帽子はそうはいかない。私が帽子をかぶるのは日射し対策や防寒であるため、そういう時こそ髪はすっきりまとめておきたい。だが髪を結んでいると“かぶり”の浅い帽子かターバンしかかぶれない。
先日自転車で出掛けた時ニットのターバンをしていたのだが、向かい風が防げずものの役に立たなかった。もっと暖かい帽子がほしいのだが、髪を結んでいると頭全体を包むような帽子はかぶれない。一体如何にしたものか。
あくまでこれは趣味と実用の間のもの。中級者の道はどう調べれば進めるのだろう。
今日の英語:Cap